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新販売方式後の携帯電話の値段は高いのか安いのか。

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Yusuke Sakakura更新日:2018/03/12 11:50
新販売方式後の携帯電話の値段は高いのか安いのか。

インセンティブモデルの見直しによって携帯電話がNTTドコモでは5~6万円、auでは約5万円、ソフトバンクモバイルでは約6~8万円となりましたが(いずれも新販売方式による価格、ソフトバンクモバイルについては新スーパーボーナスによる価格)この価格を高いと感じているユーザーの方が多いように思えます。

果たしてこの価格は本当に高いのでしょうか?

カメラ、ワンセグ、オーディオプレイヤーなどが詰め込まれた携帯電話は安すぎた。

携帯電話の急速な高機能、高性能化。

2004年に発売された「900iシリーズ」や「WIN端末」から携帯電話は高速に高機能化を遂げ、今ではワンセグやオーディオプレイヤー、おサイフケータイ、FMラジオなどの搭載が当たり前となり、プラットフォームの高性能化によりキーレスポンスやマルチタスク機能などもそれに比例してぐんぐん高性能化されました。

使わない機能の増加。

搭載された機能が大幅に増えたことで使わない機能が増えた事も事実ですが、家電製品ではそんなことが当たり前となっています。まさにPlayStation3のように使わない機能などまで追加されたことにより高価格化していることは事実ですが、これが普通で金がなければ買えないんです。

「メーカーやキャリアがいらない機能を付けるから値段が高くなるんだ!」と思う人もいるでしょうがメーカーやキャリア側がユーザーに歩み寄って行けば技術の進歩が大幅に遅れることなどを考えると、それは好ましくないのではないでしょうか?

異常な買い替え数。

携帯電話の1年間というスパンで見た買い替え数は皆さん何回ぐらいでしょうか?「1年に1回は買いかえる」という答えが1番多いと思われます。他の家電製品において1年に1回買い替えるものがあるでしょうか?よっぽど執着のあるものでなければ1年に1回の買い替えは考えられません。

当然、一定の期間における買い替え数が多くなれば新機種を購入するまでの貯金期間が短かくなり、それによって「高い」と感じてしまうのも携帯電話の価格を高いと思ってしまう原因のひとつだと思います。

これらを踏まえた携帯電話の価格は本当に高いのか?

こういった高機能化や高性能化を遂げた携帯電話を今までのように約2~3万円で売っているようでは三洋電機のように事業から撤退していくメーカーが増えていき、かえってユーザーの選択肢が狭まりマイナスに働いてしまいます。

テレビが見れ、手ブレ補正やオートフォーカスのついたカメラで写真が撮れ、SD-Audioやメーカー独自のオーディオプレイヤーによって高音質の音楽が視聴でき、電車やコンビニなどではおサイフケータイが使え、暇な時はゲームをし、FMラジオを聴き、動画を視聴できるといったこのマルチメディアと言ってもいい携帯電話を今までどおりインセンティブを払うものの約2~3万円で1年に1回買い替えるといった事は普通ではありません。携帯電話と同等な機能を揃えようと思えば適当な価格がわかるのではないでしょうか?
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