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携帯業界の音楽事情

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/28 15:02
携帯業界の音楽事情
近年CDの売り上げが激減するにつれ「着うた」が売れてしょうがない携帯音楽市場ですが、「音楽ならau」というフレーズが頻繁に使われていますが果たしてそうでしょうか?

音楽ならauとして君臨したのはいつごろからでしょうか。2002年まで「着メロ」が一般的でしたがこの年の12月に「着うた」といわれる30秒程度の音楽サービスをauが提供開始。ここからauが携帯音楽市場No.1といわれ始めたのかもしれません。

それまで従量制が一般的なパケットの料金方式でしたが「着うた」のサービス開始とともに「パケット定額制」を導入。数年後には「着うた」+「パケット定額制」=「着うたフル」という方程式ができあがり、数年後には「着うたフル」サービスを開始。


長くなりそうなので続きを読みたい方は続きからどうぞ(笑)

「着うたフル」サービスが開始されたころオーディオプレイヤー界では、「iPod」が大人気を誇り、アップル社が提供する「iTunes Music Store」という音楽配信サービスが登場します。

これに対抗し、auは「LISMO」を発表することによって「auは音楽に強いキャリア」というイメージを打ち出すことに成功。

そして今年、「携帯番号ポータビリティ制度(MNP)」が開始される。
「LISMO」のサービス開始時に「auは音楽に強いキャリア」というイメージを獲得していたauに各メディアは、「auにキャリア変更したいユーザー」=「音楽好きなユーザー」というイメージを報道することによってauは音楽に強いキャリアというイメージを勝ち得たわけですが果たして本当にそうでしょうか?


「LISMO」の音質が劣悪なのは、もう誰もが知っている事実だと思います。確かに音楽を聞ければいいという人がいるかもしれませんが。

疑問に思う訳は先月ドコモから発売された「ウォークマンケータイSO903i」にもあります。
auのウォークマンとはまったく異なりMP3に対応。さらに外部メモリにも直接MP3ファイルをコピーが可能になっています。
これが発表されたときに「auが音楽に強いキャリア」というフレーズは早くも崩れたのかもしれません。
しかし、「SO903i」以外の端末はauとあまり変わらないということも事実です。

一方、空回り?が続いているソフトバンクは、携帯電話と「iPod nano」をセット販売することから「音楽は音楽専用プレイヤーで聞くものだ」という姿勢を見て取ることができます。音楽機能の強化には眼中に無いのかも知れません。

しかし、携帯電話とiTunesを連携させるのだろうと予想されている「iPhone」がソフトバンクから発売されれば携帯業界の音楽市場は一気にソフトバンクに傾くものと見られます。
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