当メディアではアフィリエイト広告を使用しています

auのiPhone5、LTEのエリア誇張表記を理由に無償解約できるケースあり

bio
Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:27
auのiPhone5、LTEのエリア誇張表記を理由に無償解約できるケースあり

auがLTE(下り最大75Mbpsのみ)の人口カバー率を96%に誇張表記していたことを理由として、iPhone5などを無償で解約できるケースがあることがわかりました。

15件中2件で無償解約できたケースあり

毎日新聞によると、auがLTEの人口カバー率を誇張していたことを理由に無償解約できたケースが2件あったとのこと。
米アップル社の「iPhone5」で高速通信サービスを受けられるエリアをカタログなどで広く表示していたとして、消費者庁がKDDI(au)に景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を出した問題で、3月末までの7カ月間に東京都消費生活総合センターへ15件の相談があり、うち2件が解約料なしで解約できていたことが22日分かった。

情報元:au:無償解約2件 エリア誇張問題で- 毎日jp(毎日新聞)

LTE自体の人口カバー率は14%ではないことから、仮にユーザーが誇張表記を理由に解約を申し出たとしても通常どおり9975円の解約金を払う必要があるとされていましたが、場合によっては解約料なしで解約できることがわかりました。
一連の不当表示によって措置命令を受けたKDDI。今回の内容を受けて、仮に利用者が解約を申し出た場合も通常通りの解約処理となる。通信サービスとしては提供されており、前述した通り、下り37.5MbpsのLTEエリアが使えているためだという。

情報元:KDDIが景表法違反、iPhoneのLTEサービスに不当表示 – ケータイ Watch

よくよく考えると下り37.5Mbpsの対応エリアも併記していたのであれば、LTE自体の人口カバー率が14%ではなく、サービス自体も提供できているというauの対応に納得がいきますが、そもそも下り75Mbpsの人口カバー率しか記載していないにもかかわらず「LTE自体の〜」などと言われても納得がいくわけがありませんよね・・・。

また、誇張表記に関する処分については、幹部クラスの一部報酬を返上するという「社内での不祥事に対する処分」かと思うような内容で、ユーザーへの誠意ある対応にはなっていないような気がします。
コメント
コメント利用規約

質問は必ず記事を読んでから投稿してください

質問する際は画面にどういったメッセージが表示されているのか、利用機種・OSのバージョンも書いてください。

誹謗中傷を含む場合は発信者情報開示請求します。

攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを明記して公開します

VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

Recommendこんな記事も読まれています