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ソフトバンク孫社長、SIMロック解除義務化とクーリングオフに前向きな姿勢

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Yusuke Sakakura更新日:2019/04/24 20:35
ソフトバンク孫社長、SIMロック解除義務化とクーリングオフに前向きな姿勢

ソフトバンクが2014年第1四半期決算説明会を開催し、質疑応答の場でSIMロックの解除義務化やクーリングオフ制度の導入について前向き姿勢を示しました。

ただし、純増数についてはカウント方法に疑問を感じていたことも明らかにしました。

SIMロック解除義務化とクーリングオフ制度について前向きな姿勢を示す

総務省では、スマートフォンの契約に関するトラブルの相談が増えていることから2015年度からクーリングオフ制度を導入する方針を示しています。

これについて孫氏は、今後詳細が詰められるルールは実態に則したものでなければならないとしながらも、消費者保護の観点から当然の行為であるとコメントしました。


また、これまで「需要がない」と一蹴していたSIMロック解除の義務化については、極端な形で行われると理にかなわないとしながらも、機能的にも、提供すべき内容としても提供するべきとし、初めて前向きな姿勢を示しました。

なぜ「需要がない」と一蹴していたSIMロック解除に前向きになったのか

SIMロック解除についてこれまでの方針と変わったことを問われると、今も昔もSIMロックフリーの端末を買う人がそんなにいるとは思わないと回答。

続いて、iPhoneのSIMロックフリー版がAppleから販売されているものの、ほとんど売れておらず、キャリアは2年契約と共に実質無料で提供しているものを、わざわざ6〜8万円も出してSIMロックフリーのiPhoneを買いたいという人はほとんどいないことが実績として出ているとしました。

SIMロックフリーの需要は高くないという考え方は今も変わらないが、少なからずSIMロックフリーの端末を求める人もいるため、制度について反対はしないという姿勢のようです。

純増数はカウント方法が実態として合わないと感じていた

これまでの決算説明会の場では「何年連続純増数No1!」と、アピールされていましたが、今期の決算説明会では純増数について触れられず、これまでの方針を変えたのかと問われました。


これに対して、ほとんど利益のでないMVNOや見守りケータイ、デジタルフォトフレームのフォトビジョンも純増1件としてカウントされており、実態に合わないと感じていたとコメント。

純増数は形骸化しており、形式的にこだわるのはどうかという思いがソフトバンクだけでなく、各社にもあったため、今年度から3ヶ月に1回の公表という形になったのではないかとしました。

ほんの数ヶ月前まで純増数ナンバーワンをアピールしていたにも関わらず、前々から疑問を感じていたということで、「お前が言うんかい!」という声が聞こえて来そうです・・・。とりあえず僕は日曜サスペンス劇場が見たくなりました

▼決算説明会の資料や動画は以下のリンク先にて公開されています

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