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アップル、iPhone SEを増産 在庫不足解消か

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Yusuke Sakakura公開日:2016/05/04 9:29
アップル、iPhone SEを増産 在庫不足解消か

アップルが、3月末に発売した小型の「iPhone SE」は予想を上回る需要で発売直後に世界的な在庫不足になりました。発売から1ヶ月がたった今も状況はかわらず、国内でも携帯3社と家電量販店では予約受付中と案内している状態です。

そんな状況を受けてアップルはiPhone SEの増産を決めたようです。

iPhone SE、100万台規模の増産か

DigiTimesが業界筋から得た情報によると、アップルが2016年第2四半期におけるiPhone SE向けチップの生産台数を350万個〜400万個から500万個に増産し、2016年第3四半期も同じ規模になるとのこと。

一方で、高性能なスマートフォンの需要が伸び悩んでいることから、昨秋発表された「iPhone 6s」は減産を決めたとも報じています。

Apple has increased orders for its low-priced iPhone SE in the second quarter of 2016, according to industry sources. The second-quarter outlook for related chip orders has been revised to more than five million units from 3.5-4 million.

引用元:Apple increases chip orders for iPhone SE in 2Q16

売っても儲からないiPhone SE、仕方なく増産?

iPhoneの販売台数が伸び悩むアップルにとって予想を上回る需要があることは嬉しいことのように思えますが、「iPhone SE」は、2年半前に発売された「iPhone 5s」と「iPhone 6s」の部品を組み合わせた製品で、新しい機能もないことから低価格で販売されています。

iPhone SEの利益率は、iPhone 6sの利益率と比べると70%程度。つまり、売っても比較的儲からない製品であるため、できればあまり売らずにiPhone 7まで買い替え需要を保持しておきたいものの、iPhone 6sが売れないことから仕方なく増産を決めたということになるのでしょうか。

国内では予約から1ヶ月でようやく手に入る状況になっていますが、もうしばらくで解消されるかもしれません。


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