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1万円台で防水対応、長時間の使用が可能なスマートウォッチ「WATCH」

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Yusuke Sakakura更新日:2018/03/12 9:21
1万円台で防水対応、長時間の使用が可能なスマートウォッチ「WATCH」

中国のアルカテル・ワンタッチが149ドル(約1万7850円)で防止・防塵に対応し、長時間の使用が可能なスマートウォッチ「WATCH」を発表しました。

価格は安いながらもMoto 360にソックリでデザイン性は高い

アルカテル・ワンタッチが世界最大の家電見本市「CES 2015」で発表したのは、こちらのスマートウォッチ。その名も「WATCH」

円形のディスプレイと金属製のボディを備えたシックな出で立ちは、モトローラが昨年発売したAndroid Wear搭載のスマートウォッチ「Moto 360」のデザインにとても似ています。

ただ、大きく異なるのは販売価格。Moto 360やLG G Watch Rなどデザイン性に優れたスマートウォッチは3万円台で販売されており、利用できる機能を考えてしまうと、価格以上に高いと感じて手が伸びにくいという印象があります。

この「Watch」の販売価格は冒頭でも紹介したとおりたったの149ドル、日本円で約1万7850円と、とてもリーズナブルに購入することができます。

ちなみに、「Watch」にはバンド部のデザインが異なる4種類のモデルがラインナップされています。具体的にはスポーツタイプのブラック/レッドとホワイトの2種類、カラーの異なるメタルバンドタイプの2種類。バンドの交換は不可となっています。

価格は安いながらも性能は充実

価格を知ってしまうと、気になってくるのが性能です。

ディスプレイには1.22インチの円形型の液晶を採用し、金属製のボディはIP67等級の防水・防塵にも対応しています。バッテリーは210mAhと容量が小さいながらも公称値は2〜5日間と、Android Wear(製品によりますが、410mAhのLG G Watch Rは1日持たない)や発売前に「毎日の充電が必要」と明言されているApple Watchよりもかなり長めになっています。

バッテリーの充電は、本体のベルト部に内蔵されたUSB端子を利用することによって充電が可能。満充電までにかかる時間はたったの1時間とのこと。

WATCHの充電はベルト部から可能

また、「Watch」の機能ですが、心拍センサや加速度センサ、ジャイロスコープ、高度計、デジタルコンパスを搭載することで、歩数や走行距離、消費カロリー、睡眠サイクルの測定が可能なようです。

ライフログ系の機能に加え、接続したスマートフォンから一定の距離で離れた場合、バイブレーションで通知する機能や、「Watch」を遠隔で操作してスマートフォンのアラームを鳴らすなど、スマホの紛失に対応できるセキュリティ機能も備えています。

さらに、「Watch」を操作して音楽を操作したり、スマホのカメラのシャッターを遠隔で切ることもできるそうです。

アルカテル開発の独自OSを採用。iOSとAndroidで利用が可能に

「Watch」に採用されているのは、グーグルのAndroid Wearではなく、もちろんアップルのiOSでもありません。アルカテルが開発した独自のOSが採用されているようです。そのため、iOS 7以降またはAndroid 4.3以降のデバイスに対応しています。

ただ、独自OSということでiOSアプリやAndroidアプリを「WATCH」上で動作させることは不可能となっており、独自のアプリストアを用意していないため、プリインストールされているアプリのみ利用することができます。(今後追加される可能性もあるようです)

「WATCH」は2015年3月ごろに発売

気になる「WATCH」の発売日ですが、2015年3月ごろにAmazonにて販売が開始されるようです。ただし、メタルバンドタイプは2015年内に発売とのこと。日本で発売されるかどうかは明らかになっていません。

Android WearのようにGoogle Nowは利用できませんし、Androidのスマートロック機能などデバイス間の連携機能も利用できない、利用できるアプリはプリインストールのみといった独自OSによるデメリットはあるものの、この価格で防水対応で長時間の使用が可能、さらにデザイン性も高いとなれば魅力的に感じる人もかなり多いかと思います。

ぜひ、日本でも発売してもらいたいものですが、はてさてどうなるでしょうか。

▼WATCH:プレスリリース

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