中国の春秋戦国時代を舞台の戦乱マンガ「キングダム」をオススメするキングダム芸人が放送されると、AmazonのKindle本ランキングでキングダム全巻がトップを独占するなど、影響の大きいアメトーークですが、6月18日に「読書芸人」が放送されました。
今回はマンガではなく小説を中心に紹介されたわけですが、放送内で紹介された本や書籍をまとめておきます。
宮迫博之が人生でたった2冊しか読んだことのない本
▼ダウンタウンの松本人志が「アンネの日記」を愛読していたようなので、そこからの影響でしょうか。
文庫:¥ 940 Kindle:¥ 880
アンネは両親のことをこんなふうに思っていたんだ……
自分用と公開用の二種の日記に父親が削っていた部分を再現した「完全版」に新たに発見された五頁を追加。今明かされる親への思い
文庫:¥ 596 Kindle:¥ 540
ビデオを見てしまった者はみなウィルスに潜在的に感染したことになる。まだ見ていない人にビデオを見せ増殖していく。人間をはるかに越える力。1本のビデオテープに込められた意志がいま科学を打ち砕く。91年刊の改訂。
ピース・又吉直樹のオススメする13冊の本
▼恨みのある作家を拉致して解放されたければ、3つの条件どれか1つを実行しろと強要。作家は解放されるために難題を解決しようとするが、、、という怖さがありながら笑いどころもある不思議な本とのこと
文庫:¥ 1,620 Kindle:¥ 648
作家を拉致監禁し、「短歌を作る」「ラーメンと餃子の店を開店し人気店にする」「暗殺」のどれか一つを強要した俺。だが、事態は思わぬ方向へ–。
希代の作家が描き尽くす史上最低のバトル!
文庫:¥ 670 Kindle:¥ 659
すべての野球少年に捧げる、渾身の成長物語「僕はサードです。背番号はもちろん〈3〉です」逆境にありながら、ひたすら長嶋に憧れ野球に打ち込む少年の成長を描く傑作長篇!
単行本:¥ 2,661
今、最も注目される若手俳人、堀本裕樹による待望の第一句集。
単行本:¥ 1,404
父は入院している。母は車にはねられて死んだ。ぼくはおばさんと暮らしている。ある日少年は父親の見舞いに出掛けた。不良の中学生、子鹿のような女の子、月の番人…やがて子供の姿の父と母に出会う。生者も死者も人間も動物も永遠を往還する―。
▼グッと熱くなれる本で10代、20代で読むべき本とのこと。疾走感があって数時間で読めるそうです。
文庫:¥ 961
一九七二年夏、キクとハシはコインロッカーで生まれた。母親を探して九州の孤島から消えたハシを追い、東京へとやって来たキクは、鰐のガリバーと暮らすアネモネに出会う。キクは小笠原の深海に眠るダチュラの力で街を破壊し、絶対の解放を希求する。毒薬のようで清清しい衝撃の現代文学の傑作が新装版に。
文庫:¥ 791
奇想天外! 「鼻男」の一代記
十八世紀のフランス。あらゆる人を陶然とさせる香水を創り出す匂いの魔術師が、馥郁たる芳香を放つ少女を求めて次々に殺人を犯す
文庫:¥ 529
「杳子は深い谷底に一人で座っていた。」神経を病む女子大生 〈杳子) との、山中での異様な出会いに始まる、孤独で斬新な愛の世界……。現代の青春を浮き彫りにする芥川賞受賞作『杳子』。都会に住まう若い夫婦の日常の周辺にひろがる深淵を巧緻な筆に描く『妻隠』。卓抜な感性と濃密な筆致で生の深い感覚に分け入り、現代文学の新地平を切り拓いた著者の代表作二編を収録する。
文庫:¥ 497 Kindle:¥ 400
学生運動の煽りを受け、東大入試が中止になるという災難に見舞われた日比谷高校三年の薫くん。そのうえ愛犬が死に、幼馴染の由美と絶交し、踏んだり蹴ったりの一日がスタートするが―。真の知性とは何か。戦後民主主義はどこまで到達できるのか。青年の眼で、現代日本に通底する価値観の揺らぎを直視し、今なお斬新な文体による青春小説の最高傑作。「あわや半世紀のあとがき」収録。
文庫:¥ 761 Kindle:¥ 450
庶民とは、ぶかっこうで食いしん坊、強情であわてもの…周囲を気遣って本音を言わずにいる母親のすがた(『おくま嘘歌』)、美しく滑稽な四姉妹の人生(『お燈明の姉妹』)ほか、烈しくも哀愁漂う庶民のすさまじい生き方を描いた連作短篇集。
文庫:¥ 562
タイム・マシンを発明して、直前に起った出来事を眺める「笑うな」など、ユニークな発想とブラックユーモアのショートショート集。
文庫:¥ 562
あの日子どもだったわたしと、いつかおとなになるあなたと、ともに暮らす日々のきらめき…。9歳のさきちゃんと作家のお母さんの、おかしくて、せつなくて、たのしい日々を描く、カラーイラスト40点入りの12の物語。
文庫:¥ 648
男にだまされた母・肉子ちゃんと一緒に、流れ着いた北の町。肉子ちゃんは漁港の焼肉屋で働いている。太っていて不細工で、明るい―キクりんは、そんなお母さんが最近少し恥ずかしい。ちゃんとした大人なんて一人もいない。それでもみんな生きている。港町に生きる肉子ちゃん母娘と人々の息づかいを活き活きと描き、そっと勇気をくれる傑作。
文庫:¥ 691 Kindle:¥ 783
あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれ兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。書き下ろし短編「チズさん」を収録。
オアシズ・光浦靖子のオススメする10冊の本
単行本:¥ 1,620
マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。25歳。唯一の趣味は、暗闇でのひとり遊び―。
単行本:¥ 1,404 Kindle:¥ 1,134
16歳のランチタイム、28歳のプロポーズ前夜、34歳の結婚記念日、47歳のクリスマス、3歳のお昼寝時間、63歳の何も起こらない一日…ささやかな孤独と願いを抱いて生きる女性の一生を「6日間」で描く、新境地長篇小説!
▼井上真央、永作博美のダブル主演で映画化された「八日目の蝉」の原作
単行本:¥ 637 Kindle:¥571
逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの母になれるだろうか…。東京から名古屋へ、女たちにかくまわれながら、小豆島へ。偽りの母子の先が見えない逃亡生活、そしてその後のふたりに光はきざすのか。心ゆさぶるラストまで息もつがせぬ傑作長編。
▼アメトーーク内で「靴下の名場面」が語られた小説。
上巻:¥ 668 下巻:¥724
名門Q女子高に渦巻く女子高生たちの悪意と欺瞞。「ここは嫌らしいほどの階級社会なのよ」。悪魔的な美貌を持つニンフォマニアのユリコ、競争心をむき出しにし、孤立する途中入学組の和恵。ユリコの姉である“わたし”は二人を激しく憎み、陥れようとする。圧倒的な筆致で現代女性の生を描ききった、桐野文学の金字塔。
文庫:¥ 691 Kindle:¥620
江戸時代、奇怪な宗教団体「腹ふり党」が蔓延する藩に現れた牢人・掛十之進。彼は弁舌と剣の実力を発揮して活躍するが…。『鳩よ!』及び『ウフ.』連載を大幅に加筆修正して単行本化。
文庫:¥ 679
「大いにウソをつくべし】【弱い者をいじめるべし】【痴漢を歓迎すべし】…世の良識家たちの度胆を抜く不道徳のススメ。西鶴の『本朝二十不孝』にならい、著者一流のウィットと逆説的レトリックで展開。
文庫:¥ 562
もし私が天性好色であれば、五十一歳で、ああはすっぱり出家は出来なかったでしょう。
文庫:¥ 782
ふとした縁で家で育てながら、ある日庭の繁みから消えてしまった野良猫のノラ。ついで居つきながらも病死した迷い猫のクルツ―愛猫さがしに英文広告まで作り、「ノラやお前はどこへ行ってしまったのか」と涙堰きあえず、垂死の猫に毎日来診を乞い、一喜一憂する老百〓先生の、あわれにもおかしく、情愛と機知とに満たち愉快な連作14篇。
文庫:¥ 1,296
溢れる奇想を独自の筆致で描いた夢野久作。ここには小説における代表的業績を収めた。短編「瓶詰の地獄」は、構成の妙が読者を圧倒する珠玉作。中編「氷の涯」における北の港ウラジオの地に想う氷の涯の幻想は、想像を絶する内容の大長編「ドグラ・マグラ」とともに、まさに久作の独壇場である!
オードリー・若林のオススメする10冊の本
▼又吉さんは「これはヤバイ」という感覚で読み進め、読み終わった時には「10年に1回あるかないか」の感覚を味わったとのこと。
単行本:¥ 1,944
謎のカルト教団と革命の予感。自分の元から去った女性は、公安から身を隠すオカルト教団の中へ消えた。絶対的な悪の教祖と4人の男女の運命が絡まり合い、やがて教団は暴走し、この国を根幹から揺さぶり始める。神とは何か。運命とは何か。絶対的な闇とは、光とは何か。著者最長にして圧倒的最高傑作。
新書:¥ 799 Kindle:¥ 648
嫌いな自分を肯定するには? 自分らしさはどう生まれるのか? 他者との距離をいかに取るか? 恋愛・職場・家族……人間関係に悩むすべての人へ。小説と格闘する中で生まれた、目からウロコの人間観!
文庫:¥ 1,080 Kindle:¥ 800
もっと元気に、もっと優しくなれる、岡本太郎からのメッセージ。
文庫:¥ 647 Kindle:¥ 1,200
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。!
文庫:¥ 691 Kindle:¥ 691
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。
単行本:¥ 1,728 Kindle:¥ 749
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。
文庫:¥ 504
村上龍の『69』以後、’70年代のほろ苦い青春を描く。基地の街から出てきた東京は、ひどく退屈で、やるべきことは何も見つからなかった。音楽に明け暮れた日々の中で、映画は強烈な魅力にあふれていた―。
文庫:¥ 637 Kindle¥ 550
幼い頃からチャイルドモデルをしていた美しく健やかな少女・夕子。中学入学と同時に大手芸能事務所に入った夕子は、母親の念願どおり、ついにブレイクする。連ドラ、CM、CDデビュー…急速に人気が高まるなか、夕子は深夜番組で観た無名のダンサーに恋をする。だがそれは、悲劇の始まりだった。夕子の栄光と失墜の果てを描く、芥川賞受賞第一作。
▼世の中のすべてをプロセス的思考で読み解く本。これを読んで以来プロレスファンになって生活まで変わったのだとか。
新書:¥ 950
今もっとも注目すべき文系芸人プチ鹿島による初の新書登場。
90年代黄金期週プロや週刊ファイトなどの活字プロレスを存分に浴びた著者による、プロレス脳を開花させるための画期的書籍。
世の中のすべてはプロレス的思考法で読み解ける!すべての自己啓発本やビジネス書をマットに沈める超実践的思想書!
▼30代のクズが泣ける本として紹介。マイナス思考の本人も泣いたそうです。「これはホントに読んだほうが良い」と言われ、人生で2回しか本を読んだことのない宮迫さんも購入していました。
上・下巻:¥ 1,728
1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。
ピース・又吉が帯を書いたおすすめの本
▼長い帯コメントと、ピース・又吉がむさぼり読む20冊のうちの1冊として紹介
文庫:¥ 594 Kindle¥ 550
島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。
▼「面白くて声を出して笑った数少ないエッセイです。」と紹介。
文庫:¥ 504
「こんなにおもしろい本があったのか!」と小学生からお年寄りまでを笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイの金字塔!!著者が日常で体験した出来事に父ヒロシや母・姉など、いまやお馴染みの家族も登場し、愉快で楽しい笑いが満載の一冊です。「巻末お楽しみ対談」ではもう一度、全身が笑いのツボと化します。描き下ろしカラーイラストつき。
ピース・又吉の書いた累計42万分の大ヒットセラー「火花」
文庫:¥ 1,296 Kindle¥ 1,000
笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。売れない芸人徳永は、師として仰ぐべき先輩神谷に出会った。そのお笑い哲学に心酔しつつ別の道を歩む徳永。二人の運命は。
読みたい本はあるけれど、Kindle本が少ない!
アメトーークを見たら、コインロッカー・ベイビーズとかサラバとか読みたくなった本も結構あったんですけど、Kindle本が結構少ないんですね。
新型の「Kindle Paperwhite」も発売されることだし、ポイント還元セールで得たポイントでKindle本があれば買いたいなーと思っていたんですが、残念、、、。
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