2018年7月に開発が発表され、9月から予約受付をスタートしている「INFOBAR xv」(インフォバーエックスブイ)がauの2018秋冬モデルとして11月下旬に発売される。
INFOBAR xvは、初代INFOBARの登場から15周年を記念したモデルで、クラウドファンディングでPR費用を募ったところ目標額を大幅に上回る資金を獲得した今も根強い人気を誇るINFOBARシリーズの最新機種だ。
デザインで欲しくなる最新INFOBAR
「INFOBAR xv」のデザインは、今も愛される初代INFOBARと同じく、プロダクトデザイナーの深澤直人が手がける。デザインと色は歴代モデルを継承しつつ、これまで実現できなかったフレームレスタイルキーを初めて実現。
カラーバリエーションは、INFOBARを象徴する錦鯉が落ち着いたトーンにアレンジされた「NISHIKIGOI」、艶やかでみずみずしい美しさの「NASUKON」、2種類の異なる桜色からなる上品なスイーツカラーの「CHERRY BERRY」の3色。予約の段階ではNISHIKIGOI→ASUKON→CHERRY BERRYの順番で人気とのことだが、15週年記念モデルということからINFOBARを象徴するNISHIKIGOIに人気が集まるのは当然。NASUKONやCHERRY BERRYのカラーも好印象で、NASUKONはスーツ姿の男性に、CHERRY BERRYは年齢を問わず女性に似合う色合いだ。
ボディは手になじむゆるやかなラウンドフォルムを描く。ガラスやスチール・アルミフレームを使用した最新スマートフォンのような高級感はないものの、艶のあるプラスチックはINFOBARや当時の携帯電話らしいノスタルジックな質感に仕上がっている。
シリーズ初採用となるフレームレスタイルキーとは、キーを囲うフレームを消し去ったもので、よりスタイリッシュな印象になり、キー面積が広く取れるため、操作しやすいといったメリットもある。それぞれのキーはわずかな隙間を空けて並べられていて見た目が非常に美しい。通話・終話キーとカーソルキーに挟まれたclearキーは非常に押しづらいが、初代INFOBARユーザーにとっては懐かしさすらも再現されていると思えるはずだ。
スリートーンで賑やかな印象のフロントに対してバックはシンプルな1色仕上げ。auロゴも右上に小さくプリントされているため、通話時の見た目も良い。サイドにはストラップホールとSIMカードトレイ、ボトムには充電に使用するmicroUSB端子を備える。
OSはAndroidをフィーチャーフォンにカスタマイズしたもので、LINEやテザリング、+メッセージ、スマートフォンの音声アシスタントをINFOBAR xv経由で呼び出せる機能など15年分の進化を感じ取れる現代にふさわしい機能やサービスに対応する。パッケージには卓上ホルダが同梱され、充電中の「INFOBAR xv」を置き時計として利用できる。
11月下旬に発売される「INFOBAR xv」は、10月14日にau FUKUOKAで先行タッチ&トライ会が開催され、10月31日から11月12日まで開催される「新・ケータイ INFOBAR展」(東京都港区、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3)で展示される。auショップでの展示は11月17日から。デザインで欲しくなる15周年モデルの「INFOBAR xv」、INFOBARファンにはぜひ店頭で手にとって体験して欲しい。
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