本来であれば、iPhone Duoのレビューをお届けしたいところですが手元にありません。ということで、今回は予約をレビューします。
最初に言ってしまえば、iPhone Duoの予約は過去最高で、過去最低でした。
過去最高は難易度のこと。
予約開始から1分も経たないうちに注文を完了。最後のボタンを押す直前にも、配送日が10月23日であることを確認していたので、余裕綽々でした。
ところが、あまりの入手困難さが話題になっていたので、不安になって注文履歴を確認すると、配送予定日は10月31日以降になっている……。
そんなことある?

これまで最も予約が難しかったのは、iPhone 7とiPhone 7 Plusのジェットブラックでした。当時の状況を振り返ると、予約開始から4分で配送予定日が1〜2週間後になっていたようです。
発売日にソフトバンク表参道で行われたセレモニー後の囲み取材では、当時の宮内CEOもジェットブラックを借りたと語っていました。
iPhone Duoは、その難易度を完全に上回ったと思います。少なくともApple Storeで配送を選ぶ場合は。
一方、店舗受け取りは配送ほど厳しくなく、予約開始から数分後でも発売日に受け取れたようです。
ただ、昨年は店舗受け取りが厳しく、iPhone 17 Proを入手できたのは発売日の翌日。iPhone 18 Proも店舗受け取りを選べなかったため、今回は配送にしたのです。
もっとiPhone Duoの性質を考えておくべきでした。
そもそも供給量が少ない一方で、Appleとしては発売日のストアに賑わいを作りたいはず。限られた在庫を店舗と配送のどちらに優先して割り当てるかと考えれば、配送分が少なくなると予想することもできたはずです。
そして、過去最低の体験は予約後から始まります。
なんと、配送予定日が突然前倒しになったと思えば、翌日には後ろ倒し。最終的には元の日程に戻るという、前代未聞の出来事が起きました。
ターナスにメールしました。Appleから返答があり、謝罪も受けましたが、原因は不明。ターナスには、日本のユーザーに何が起きているのか説明してほしいと伝えましたが、結局、説明のないまま発売日を迎えています。
そして、先行レビューが解禁されて、さらに心がざわつく事態になるわけです。
「どうせ貸出機があるじゃん」
自分の端末を手にするまで、レビューをほとんど見ませんが、それでもXのタイムラインには流れてきます。
すると、それなりの人数が発売前からiPhone Duoを使って、先行レビューを公開しているみたい。
なかには、発売日に手に入らないことを嘆き、配送日が前倒しされたことを喜び、元に戻ったことに落胆していた人もいました。
発売日ゲットするために戦ったけどできなかった。
そういう同じ境遇だと思って親近感を抱いていたのか、裏切られたと感じて強い言葉を向ける人もいました。相手に怒りをぶつける行動は理解できませんが、その気持ちはよくわかります。
騙されたと感じたはずです。
マラソンで友達と一緒に走ろうと話してたのに、いざ走り出したら先にゴールされた、みたいなエピソードがありますが、今回は同時にゴールまでしたのに、実は友達は別日に走っていて、そっちのタイムが順位として採用されていたみたいな話です。
iPhoneの予約争奪戦は昔から数字を取れるコンテンツですが、発売日に手に入るかどうかわからない状況で一喜一憂するからこそ楽しめるもの。裏では貸出機を確保できていたと知れば、興醒めです。
特にiPhone Duoは、過去最高と言えるほど予約が難しかっただけに、反発も大きくなります。
今後はどれだけ予約に苦戦したとアピールしても、「どうせ貸出機があるじゃん」と疑われることになりそうです。
先行レビューは不要の声
今回、先行レビューの貸出枠が広がっているように見えることもあって、「これだけ入手困難なのに、なぜレビュー用の端末は多いのか」「そもそも先行レビューは必要なのか」といった声もあります。
iPhone Duoのインフルエンサーへの先行貸し出し、正直ちょっと冷めちゃうんだよなぁ。
嫉妬もあるのは認めるし、別に先行レビューを見たいとも思わない。
そもそも今から予約しても届くのは年明け。それだけ需要がある製品に、わざわざ先行貸し出ししてまで販促する必要あるのかな?
Appleほどのブランドなら、世界中の購入者が同じタイミングで初めて手にする、あの特別感を大切にしてほしい。
誰かが先に体験したものを買うんじゃなくて、みんなで同時に新しい体験をする。
その方がAppleらしいと思うんだけどなぁ🤔
— 3密 (@SanMitsuGo) October 21, 2026
最初から購入を決めている人にとって、先行レビューは不要かもしれません。
ただ、買うかどうかを判断するためには、製品の魅力だけでなく欠点も伝える先行レビューは必要です。むしろ、もっと多くの人がレビューできるよう、貸出枠を拡大すべきだと思います。
一方で、多くの人が同じタイミングで初めて手にする特別感を大切に、という考えもよくわかります。
もし、iPhone Duoの発売が日本だけ遅れていたらどうでしょう。海外ではすでに多くの人が使っていて、レビューも出そろっている。日本でようやく発売されても新製品を初めて手にするワクワク感はかなり薄れるはずです。
それよりも、個人的に気になるのは、iPhone Duoのように在庫が限られる製品を、発売日の時点で1人が2台も保有できる状況です。
もちろん、貸出機は返却するもので、転売目的で買い占めているわけではありません。それでも、欲しい人の手元に端末が届いていないという点では、転売ヤー問題と共通する部分があります。
これを解消するのであれば、在庫が落ち着くまで貸出期間を延長したうえで、貸出中はAppleから同じ製品を購入できないといった条件を貸出契約に含めてほしいところです。
ただ、発売日にiPhone Duoを手に入れられなかった筆者が何を言っても、妬みにしか聞こえません。だからこそ、発売日に手に入れたかった。
せめて予約開始から1分以内に注文した人には、発売日に届けるような体制ができてから販売して欲しかった。来年はiPhone20周年でビッグアップデートになると言われています。しっかり反省し、改善して予約して欲しいところです。























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