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いつ配信?Android 15の新機能と変更まとめ

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Yusuke Sakakura更新日:2024/07/19 15:03
いつ配信?Android 15の新機能と変更まとめ

Googleが2024年夏以降にAndroid 15を提供します。

他人に見られたくないアプリを完全に隠すことができるプライベートスペース、2つのアプリの組み合わせを保存してクイック起動できるアプリペア、タスクバーの常時表示、本体を折りたたんだ時の動作管理など、折りたたみスマートフォン向けの機能強化などが追加予定。

この記事ではAndroid 15の新機能や変更点、対応機種、配信時期などをまとめています。Android 16が正式公開されるまで情報を随時更新します。

目次

Android 15の正式公開はいつ?

Android 15の公開スケジュール
Android 15の公開スケジュール

2024年2月にAndroid 15のデベロッパープレビューが公開されました。

正式配信に向けて3月に初めてのアップデート。4月にベータ版が登場して8月までに4回のアップデートが提供される予定です。

バージョン配信時期アップデート概要
デベロッパープレビュー12月初期ビルド。開発者のフィードバックに重点を置き、新機能やAPI、動作の変更を行う
デベロッパープレビュー23月機能、API、動作変更を追加するアップデート
ベータ14月ベータ版の初期リリース。ベータプログラムに登録してOTAで導入およびアップデート可能に
ベータ25月品質改善アップデート
ベータ36月ファイナルAPIやビヘイビアを含む最初のプラットフォーム安定版。Google Playストアでのアプリ公開も可能に
ベータ47月最終テストのための正式版に近いビルド
ベータ58月最終テストのための正式版に近いビルド
正式版?AOSPとエコシステムにAndroid 15を配信

Android 15の対応機種

Android 15は2024年9月以降に正式配信される見込みです。

Pixelスマートフォンには、発売から3年間、5年間、7年間と機種によって期間の異なるOSアップデート保証期間が付いていますが、一部の機種についてはAndroid 15の正式提供前にアップデート保証が切れてしまいます。

残念ながらPixel 4a (5G)、Pixel 5、Pixel 5a (5G)はアップデート対象外になります。Android 15にアップデートできる対応機種は以下のとおりです。

Google Pixel
Pixel 8a 対応
Pixel 8|8 Pro 対応
Pixel Fold 対応
Pixel Tablet 対応
Pixel 7a 対応
Pixel 7|7 Pro 対応
Pixel 6a 対応
Pixel 6|6 Pro 対応
Nothing
Nothing Phone 2 ベータ対応
Nothing Phone (2a) ベータ対応
Xiaomi
Xiaomi 14 ベータ対応
Xiaomi 13T Pro ベータ対応
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4 ベータ対応
OPPO
OPPO Find N3 ベータ対応
AQUOS
AQUOS sense8 ベータ対応
vivo
vivo X100 ベータ対応
iQOO 12 ベータ対応
OnePlus
OnePlus 12 ベータ対応
OnePlus Open ベータ対応
realme
realme 12 Pro+ 5G ベータ対応
TECNO
TECNO CAMON 30 Pro 5G ベータ対応

お菓子なコードネームは“バニラアイスクリーム”

Androidには歴代のバージョンほぼすべてにスイーツにまつわるコードネームがアルファベット順で付与されています。

一般的にコードネームは開発者間で使用される内部的なものですが、Androidは全面に打ち出して“K”にあたるAndroid 4.4では、KitKatとコラボレーションした世界的なプロモーションが展開され、Nexus 7が当たるプレゼントキャンペーンも実施されました。

Googleはさまざまな問題からAndroid 10を機に全面を打ち出す方針を撤回したものの、当然ながら内部コードは今も存在しています。

“V”にあたるAndroid 15のコードネームは、バニラアイスクリーム(Vanilla Ice Cream)になるようです。

バージョンコードネーム由来のスイーツ
1.0
1.1
1.5Cupcakeカップケーキ
1.6Donutドーナツ
2.0-2.1Eclairエクレア
2.2 – 2.2.3Froyoフローズンヨーグルト
2.3 – 2.3.7Gingerbreadジンジャーブレッド(クッキー)
3.0 – 3.2.6Honeycomb蜂の巣
4.0 – 4.0.4Ice Cream Sandwichアイスクリーム・サンドイッチ
4.1 – 4.3.1Jelly Beanゼリービーンズ
4.4 – 4.4.4KitKatキットカット
5.0 – 5.1.1Lollipopロリポップキャンディ
6.0 – 6.0.1Marshmallowマシュマロ
7.0 – 7.1.2Nougatヌガー
8.0 – 8.1Oreoオレオ
9Pieパイ
10Quince Tart(内部コード)
Queen Cake(幻の外部コード)
クインスタルト
クイーンケーキ
11Red Velvet Cakeレッドベルベットケーキ
12Snow Coneかき氷
13Tiramisuティラミス
14Upside Down Cakeアップサイドダウンケーキ
15Vanilla Ice Creamバニラアイスクリーム

衛星通信

Android 13の正式リリース後にGoogle幹部のHiroshi Lockheimerが「今、衛星通信向けの設計を進めている」「Androidの次のバージョンで衛星通信の全てを有効にするため、パートナーをサポートできることに興奮している」とXに投稿したことで、Android 14が衛星通信に対応すると予想されました。

しかし、Androidデバイスと衛星通信が直接繋がって利用できる衛星通信サービスがまだ提供されていないこともあって、今どういった状況にあるのかわかりづらくなっています。

GoogleがAndroid 15 DP2をリリース時に公開したブログには、衛星通信のサポートを引き続き拡張し、一貫したユーザー体験を確保するためのUIが含まれるとして以下の通知画面が公開されています。

Googleが公開した衛星通信に自動接続した時の通知画面
Googleが公開した衛星通信に自動接続した時の通知画面

また、アプリはAPIを通じてデバイスが衛星に接続されていることを検知することも可能に。SMS/MMSアプリと衛星通信でメッセージを送受信できるプリインストールRCSアプリに対応することが発表されています。

Android 15が衛星通信に対応することで、能登半島地震のような大規模災害によって基地局が利用できなくなっても、空が見えているところ移動して衛星と接続することで家族や友達と連絡を取り合い、無事を確認することができるはずです。

設定画面に追加された衛星 SOS衛星SOSの設定画面
衛星SOSがどのように動作するのか衛星SOSの設定画面にGARMINのレスキュープランも
Android 15で追加が噂される衛星通信の設定画面

見られたくないアプリを完全に隠す

ベータ版のAndroidから新機能「プライベートスペース」が発見されています。

プライベートスペースは、他人に見られたくないアプリを完全に隠すことができる機能で、家族や友だちなど誰かにスマートフォンを渡すなど、余計な何かを触られたく時に便利な機能です。

プライベートスペースをオンにすると、アプリが非表示になり、アプリの通知も表示されなくなります。

単純にアプリや通知が非表示になるだけではなく、カメラやマイクなど付与している権限を管理できる権限マネージャや最近権限を使用したプライバシーダッシュボード、その他の設定にも表示されないため、完全にアプリの存在を隠すことができます。

専用の生体認証やパスコードでロックを解除するとアプリが表示される
専用の生体認証やパスコードでロックを解除するとアプリが表示される

アプリの手動アーカイブ

これまでのAndroidでは、Google Playストアを通じて使用頻度が低いアプリを自動でアーカイブして空き容量を増やすことができましたが、Android 15では手動で選択したアプリをアーカイブすることが可能になります。

アーカイブしたアプリは本体容量のみがスマホから削除される一方で、アプリ内のデータは削除されないため、アーカイブから戻した時も再ログインすることなく利用できます。

設定画面にアプリのアーカイブ機能が追加アーカイブするとアプリのアイコンが変化するアプリサイズの容量のみが節約される

折りたたみの機能強化

ここではPixel Foldなど折りたたみスマートフォン向けの機能をまとめています。

アプリペアの保存機能

タブレットや折りたたみスマートフォンでは、画面分割機能を使って複数のアプリを同時に起動することがよくあります。

例えば、Gmailに届いたイベントをGoogleカレンダーで予定を確認しながらスケジュールを登録したり、DAZNでスポーツを観戦しながらChromeでスタッツを確認するといったことがあります。

これまでアプリの組み合わせ(アプリペア)を保存することは不可能でした。毎回、時間をかけてアプリを起動する必要がありましたが、Android 15ではアプリペアとして保存して、ホーム画面からすぐに起動することができます。

タスクバーの常時表示

現在のAndroidでは、自動でタスクバーが非表示になりますが、Android 15ではオプションを有効にすることで常時表示が可能になります。

常にタスクバーを表示をオフ常にタスクバーを表示をオン
常にタスクバーを表示するオプション

折りたたみの動作管理

Pixel Foldでは、大きなメインスクリーンで読書中に本体を閉じると、カバーディスプレイに引き継がれて読書を継続できます。ただし、ほとんどのアプリにおいて本体を閉じると、そのままスリープになります。

この動作を利用者が管理することはできず、OSとアプリの管理に依存していましたが、Android 15では「折りたたみ時にアプリを使い続ける」オプションの追加によって利用者が管理できるようになります。

折りたたみの動作管理
折りたたみの動作管理

オプションは「常に」「上にスワイプして継続」「無効」の3つ。

以前は「ゲームや動画、その他だけ」のオプションが用意されていましたが、Android 15 ベータ3では「上にスワイプして継続」に変わっています。

上にスワイプして継続を選択した場合、本体を閉じても画面ロックされることも画面がスリープされることもなく、スワイプアップ操作するだけでメインディスプレイで使用していたアプリの表示を継続できます。

かこって検索をアクションキーから起動

かこって検索をアクションキーから起動
かこって検索をアクションキーから起動

画面を丸で囲ったり、なぞるだけで検索ができる「かこって検索」をアクションキーから利用できるようになりました。

これまではナビゲーションバーやホームボタンを長押ししていましたが、Pixel FoldやPixel Tabletでは、タスクバーの1番左に表示されるアクションキーから起動できます。

ADPFによるゲームパフォーマンスの向上

Androidでは、主にゲームなどパフォーマンスを重視するアプリが、デバイスをオーバーヒートさせずに安定して動作するようパフォーマンスを最適化できるフレームワーク「Android Dynamic Performance Framework」が提供されています。

具体的には、熱状態をモニタリングしてパフォーマンスが維持できなくなる前に調整したり、適切なCPUクロックとコアタイプを選択できるヒントの提供、ベンチマーク中に動的なCPUのクロッキングに左右されずに測定できる固定パフォーマンスモードが利用できます。

Android 15で進化するADPFでは、ヒントセッションによるバックグラウンドで長時間動作するゲーム等で役立ちそうな電力効率モードやサーマルヘッドルームのしきい値、ヒントセッションにおいてCPUとGPUの作業時間を報告することにより、システムがCPUとGPUのクロック数を同時に調整してワークロードの需要に最適に対応することが可能になります。

新しいスクリーンセーバー「ホームコントロール」

スクリーンセーバーに新しいホームコントロールが追加されます。スクリーンセーバーが起動すると、Google Homeに登録したお気に入りのデバイスにアクセスしたり、現在時刻が表示されます。

見た目やUIの変更

スクリーンショットの見た目変更

メーカーがカスタムしていない場合、スクリーンショットを撮影すると左下にプレビューとツールバーが表示されますが、Android 15でわずかな変更が加えられます。

新しいスクリーンショット
新しいスクリーンショット

画面いっぱいにアプリを表示

Android 15をターゲットにしたアプリをAndroid 15にアップデートしたデバイスで表示すると、強制的にエッジトゥエッジーー画面いっぱいに表示されるようになります。

これまでのAndroidでは、ステータスバーやナビゲーションバーが黒やグレーで塗りつぶされてコンテンツが隠れることがありましたが、今後はフルスクリーンで表示されるようになります。

なお、開発者はWindow.setDecorFitsSystemWindows(false)またはenableEdgeToEdge()を明示的に呼び出さずにエッジトゥエッジで表示できるようになります。

右:Android 15をターゲットにして同OSで起動するとエッジトゥエッジ表示に
右:Android 15をターゲットにして同OSで起動するとエッジトゥエッジ表示に

誤って前の画面に戻ってしまう問題が改善

アプリを起動中に画面の端から中央に向かってスワイプ操作すると前の画面に戻ることができますが、今表示されている画面が最初のページで、前のページが存在しない場合は意図せずアプリが終了してしまいます。

このストレスを解消するためにGoogleは予測型戻るアニメーションを開発。現在は開発者オプションとして提供されていますが、Android 15では一般利用者にも提供されます。

予測型戻るアニメーション
予測型戻るアニメーション

このアニメーションを有効にすると、前の画面に戻ることなくアプリが終了する場合は、画面が縮小するアニメーション付きでホーム画面を表示することで、事前にアプリが閉じる動作を予測できます。

また、前の画面に戻る時だけではなく、アクションシートや検索画面、サイドメニューを閉じる時でも利用できます。

拡張音声パネルの変更

音量ボタンを押した後に拡張ボタンをタップすると、各種音量を調整できるスライダーが表示されます。

Android 15では、スライダーが大きくなることで操作しやすくなり、スライダーの左端をタップすると即ミュート、右端をタップすると即最大化できます。

Android 15の拡張音声パネル(画像中/右)
Android 15の拡張音声パネル(画像中/右)

Bluetoothを自動的にオンにする

オフにしたBluetoothを自動的にオンにする機能が追加されます。

これはおそらく紛失したスマホを探すことができるデバイスを探すネットワークの提供に伴うものです。

デバイスを探すネットワーク機能は、落としたスマホが圏外などオフラインでもBluetoothによって他人のAndroidデバイスと安全に通信して位置情報をGoogleのサーバーにアップロードすることで、スマホの持ち主だけが紛失したスマホをウェブから地図上で確認できます。

しかし、Bluetoothがオフの場合はこのネットワークを利用できなくなることから自動的にオンにする機能が追加されるのでしょう。

色のコントラスト

ホーム画面やロック画面をカスタムできる「壁紙とスタイル」に色のコントラストが追加され、ボタンやテキストを強調表示できるようになりました。

壁紙とスタイルに追加された色のコントラストデフォルト高コントラストテキストのコントラストを最大化
ボタンやテキストw見やすくできるコントラスト調整機能

壁紙ピッカー

壁紙を拡大したり、角度の調整、表示位置を変更できることを知らせる吹き出しが追加されます。

写真を編集する吹き出しが追加写真の位置、スケール、角度調整が可能なことを知らせる吹き出し壁紙を拡大する編集が完了した壁紙
壁紙ピッカーに編集ヒントの吹き出しが追加される

その他

その他の新機能・変更まとめ
  • クイック設定
    • 画面の明るさ調整にわずかなハプティクスを追加
  • 開発者によるカメラプレビューの明るさ調整やフラッシュ強度の正確な制御
  • USBの接続モードを変更する際に指紋認証など生体認証が必要に
  • 1台のスマートフォンから複数のヘッドフォンやスピーカーに音楽を共有できる機能
  • スマートフォンを使ったウェブカメラ機能に高画質モードが追加
  • 開発者オプション
    • ゲームアプリのリフレッシュレートデフォルト制限解除
  • フォント
    • 日本語フォント「NotoSansCJK」のバリアブルフォント化
    • ひらがなの旧字体「変体仮名用」の新しいフォントが追加
  • サウンド
    • 音の大きさの標準規格CTA-2075をサポートすることで、ヘッドフォンやスピーカーなど異なるデバイス間やコンテンツ間で音量の違いを自動調整して快適に
  • 長いアプリ名の表示
    • ドロワーでアプリ名を省略しないよう2行表示できるオプションが追加されます

噂される新機能

画面上には表示されないものの、ベータ版やプレビュー版のコード等から発見されている未確定の新機能と変更点を以下にまとめておきます。

アプリのクローン機能

Xiaomiなどの一部メーカーが独自実装しているアプリのクローン機能が発見されました。

通常は1台のスマホで利用できる同一アプリは1つだけですが、アプリのクローン機能を利用すると2つの同一アプリを利用できます。

例えば、LINEやFacebookはスマホ1台(1アプリ)につき1アカウントに限定されていますが、クローン機能を利用すれば、スマホ1台で2アカウントを利用することも可能です。

なお、スマートフォンメーカーが指定した場合は、アプリ単位でクローン機能を無効化することもできるとのこと。例えば、GoogleはPixelスマートフォンにおいて、YouTubeやYouTube Musicのクローンアプリを無効化しています。

おそらくこの機能はプライベートスペースと強い関連があります。プライベートスペースも1台に1つのアプリをダウンロードして、2つのアカウントで利用できることからクローン機能ではなくプライベートスペースとして提供される可能性がとても高いです。

ロック画面ウィジェット復活か

Androidのロック画面ウィジェットは、2012年にリリースされたAndroid 4.2 Jelly Beanのアップデートで追加されたものの、わずか2年後の2014年にリリースされたAndroid 5.0 Lollipopで廃止されました。

しかし、Androidのベータ版からロック画面ウィジェットが復活する証拠が2つ発見されています。

1つは家族など複数人で1台のデバイスを使用する複数のユーザーがアクセスすることを想定した「共同スペース」にウィジェットを配置するもの。

もう1つはロック画面に表示されるGoogleのスナップショットのように、サードパーティアプリのウィジェットが動作する機能も確認されています。

2段階認証の保護機能

Googleアカウントなどのアカウントサービスが乗っ取られないために2段階認証を設定している人もそれなりにいるはずです。

2段階認証に必要な認証コードの受け取り方法には、SMS・メール・セキュリティアプリ・認証済みのデバイスを使用するものなど多くありますが、セキュリティが厳重でない場合、認証コードを盗まれて2段階認証を突破される被害に遭う可能性があります。

そこで、Android 15では、システムアプリのみに適用される新しい権限“RECEIVE_SENSITIVE_NOTIFICATIONS”と、新しいフラグ“OTP_REDACTION”を追加することで、認証コードを受信したことを知らせるセンシティブな通知を保護する可能性があります。

AndroidシステムのWebViewの高速化

電池持ちの改善や重たい動作を改善するために、アプリを強制終了してメモリを解放するTipsが紹介されることがありますが、GoogleのSundar Pichaiは余計な手間になることもあるため、OSに頼るべきと説明し、アプリの強制終了による電池持ちや重たい動作の改善を完全否定しています。

手動だろうが自動だろうが強制終了してはいけないプロセスがありますが、AndroidはPinnerServiceにてコントロールしています。

代表的なものにはGoogleカメラやPixelランチャーがあります。

こういったアプリやプロセスの一部はメモリから解放されないようにロックされていますが、Android 15では、AndroidシステムのWebViewが使用するtrichromeライブラリが新たにロック対象に追加されます。

trichromeライブラリがPinnerServiceの対象に追加されることにより、メモリの容量が少ないことを理由にメモリをすぐに解放されてしまうようなデバイスにおいては、AndroidシステムのWebViewがわずかに高速化する可能性があります。

その他

  • ファストペアリングの設定項目が追加
    • 設定画面>接続設定>接続の設定
  • 複数ユーザー
    • セカンダリユーザーに管理者権限を付与して、管理者以外でもマルチユーザーの管理、デバイス設定の変更、デバイスの初期化まで可能に
  • ボイス・アクティベーション
    • サードパーティのデジタルアシスタントアプリのウェイクワード対応が可能に
  • HDR制御
    • 同一の画面内にHDRとSDRの画像や動画が同時表示される際の明るさをコントロール
  • アダプティブタイムアウト
    • 近接センサーを使用して近くに顔がない場合に画面を自動で消灯する機能
  • アダプティブバイブレーション
    • マイクやその他のセンサーを使用してスマホがソファの上にあるときは振動を強く、机の上にあるときは振動を弱める機能(ベータ3で削除)
  • 生体認証情報の自動削除
    • 顔認証や指紋認証がうまく機能しない場合(おそらく認証ミスを繰り返す場合)、OSが自動的に削除した上で再設定を促す
  • 急速充電
    • ロック画面に表示される「急速充電中」のラベルのしきい値が7.5Wから20Wに変更
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