Googleが数週間後に配信を予定している“Android Q”の正式名称を「Android 10」にすることを発表した。
これまでAndroid 1.6 Donut、Android 9 Pieといったようにスイーツの名前をアルファベット順に名付けたコードネームを採用していたが廃止した。
コードネームは世界中すべてのユーザーが理解できず
Googleはスイーツやお菓子をアルファベット順に並べたコードネームは楽しい要素であるとしつつも、一部の言語ではLとRを区別できなかったり、Android Lollipopなどバージョン番号を含めずに発音されると、どのバージョンを示しているのかが直感的にわかりにくく、パイが一部の地域でデザートではなかったり、マシュマロは美味しいものの、人気のある食べ物ではないなど様々な問題に悩まされてきたことを明かした。
25億ものアクティブなAndroidデバイスが存在しているなか、グローバルに提供するOSとして世界中すべてのユーザーに明確であることが重要として、次のリリースでは単純にバージョン番号のみを付与した「Android 10」になると発表。
新しい命名規則の発表と共に、Androidの新しいロゴとブランドカラーもお披露目されている。“android”のテキストロゴは視覚障害者にとって見えづらいグリーンからブラックに変更され、よりモダンで親しみのある見た目になった。新しいロゴは今後数週間でリリースされる正式版の「Android 10」から使用されるとのこと。
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