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iPhone 5s、在庫薄ながらもiPhone 5cの2倍の売り上げを記録も、5cが売れていないわけではない?

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:28
iPhone 5s、在庫薄ながらもiPhone 5cの2倍の売り上げを記録も、5cが売れていないわけではない?
Photo By Kārlis Dambrāns
発売からたった3日で900万台の出荷を記録したiPhone 5sとiPhone 5cですが、出荷台数の割合については発表されていません。

iPhone 5sは、発売から1ヶ月が経とうとしている現在においても在庫薄となっており、人気のゴールドを購入するには日本だけでなく米でも予約が必須となっています。

一方、iPhone 5cの在庫は潤沢にあり、生産数を半分に減らすとの報道もあるなど、両機種のシェアについて気になるところですが、米調査会社のCIRPのレポートによればiPhone 5sのシェアはiPhone 5cの2倍を記録したようです。

iPhone 5cは昨年のiPhone 4sと同程度のシェアに

CIRPのレポートによると、iPhone 5sとiPhone 5cの発売から10日後の販売シェア(米国のもの)は、iPhone 5sが64%、iPhone 5cが27%となったようです。
iPhone 5s64%
iPhone 5c27%
iPhone 4s9%

引用元:iPhone 5s Outselling iPhone 5c Two-to-One – John Paczkowski – Mobile – AllThingsD

これだけみると「やっぱり、iPhone 5cは売れていないのか」と思ってしまいますが、昨年10月ーつまりiPhone 5の発売後1ヶ月のシェアは、同じ価格帯のiPhone 4sが23%となっていたので5cの数値はそこまで深刻なものではないようです。

また、前述したとおり、今回CIRPがレポートした数値は発売から10日間のものであり、iPhone 5sを求める人が多くなったことを考えれば、iPhone 5cの販売シェアは今後もう少し良くなるのかもしれません。

日本では発売後、早々にiPhone 5cの投げ売りが始まる

上記は米国におけるシェアですが、日本ではBCNランキング(9月30日〜10月6日集計分)にて発売後初めてソフトバンクのiPhone 5c(16GB)がトップ10にランクイン、他の容量や他のキャリアのiPhone 5cにおいても全てではありませんが、順位を上げるなどしています。

この現象は9月末ごろから特定の店舗でMNPを条件にiPhone 5cを一括0円で販売する、いわゆる投げ売りが実施されていることが影響しているのではないかと思います。


通常、投げ売りされる機種は「売れていない」と判断されるわけですが、iPhone 5cの投げ売りは発売日からたった1週間程度で始まっており、いくらなんでも早いです。

あくまでも推測ですが、放っておいても売れるiPhone 5sの在庫が潤沢になるまでにできるだけ多くのiPhone 5cを販売しておいて、キャリアからのインセンティブを受け取りたいという考えが販売店にあるのではないでしょうか。10月のインセンティブは他の月より高そうな気もしますしね。なのでiPhone 5cの投げ売りは売れていないがための投げ売りではないのだろうと。

ちなみに、今日はiPhone 5sとiPhone 5cが発売されてから4週目(実質3週目)となるBCNランキングが発表されます。10月に入り発売日に予約した人にもiPhone 5sが届いているようですが、どのような結果となるのでしょうか。
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