
任天堂が新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」を正式発表しました。
初代モデルの発売から約8年。大画面テレビで楽しめるTVモード、テレビのない場所でもプレイできるテーブルモード、外に持ち運んで楽しめる携帯モードといった3つのプレイモードはそのままに、さらに進化した最新モデルです。
一新した本体デザインに、性能・操作性・映像体験・携帯性をすべて見直した大幅アップデートを遂げて6月5日に発売されます。
ゲーム体験が飛躍的に進化
Nintendo Switch 2は、初代モデルよりも大型化した7.9インチの1080p/HDR対応の液晶ディスプレイを搭載。最大120fpsによるなめらかな描画にも対応します。

テーブルモードで便利なスタンドは見やすい自由な角度で固定することが可能に。
初代モデルのスタンドは、手が少し触れただけでパタっと倒れてしまうほど不安定でしたが、Switch 2のスタンドはワイド化して安定化しています。
本体の底面には、より自然でクリアな音質を実現したスピーカーを搭載。携帯モードやテーブルモードでも、より臨場感のある立体サウンドでゲームを楽しめます。
バッテリーの持続時間は2時間から6.5時間。現行モデルの4.5-9.0時間から電池持ちが減少しています。
バッテリーの充電は2つのUSB-Cで行います。Switch 2を机に置きながらプレイするテーブルモードでは、机と充電ケーブルが干渉しない本体上部に追加されたUSB-Cが便利です。
Switch 2 | 有機EL | Switch | |
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大きさ |
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ディスプレイ |
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Switch 2を専用ドックに置けば、大画面のテレビでプレイすることも可能。テレビに出力されるゲーム映像は高精細な4Kにアップグレードされました。また、熱を逃がすための冷却ファンが内蔵されています。

チップセットはNVIDIAのカスタムTegraプロセッサを搭載。CPUとGPUの性能が大幅に向上したことで、前モデルでは実現できなかった新しい遊びや表現が可能に。グラフィック表現の向上や、読み込みの高速化の実現にも貢献しています。
ゲームソフトを保存できるストレージは32GBから256GBに増量されました。データの読み出し/書き込み速度も大幅に向上したことで、ダウンロードソフトもより快適にプレイできます。
なお、保存容量を追加できるmicroSDカードは使えません。Switch 2では、microSD Expressカードが必要です。
Wi-Fiのバージョンが5から6にバージョンアップされたことで、高精細化して大容量になったゲーム映像にも対応。オンラインプレイが快適になり、ゲームデータのダウンロードも高速化します。
さらに、快適にプレイしたい場合は専用ドックに搭載された有線LAN端子が利用できます。
Joy-Con 2
Switch 2のコントローラー「Joy-Con 2」は、装着方法が大きく変わります。
現行モデルは本体のレールにJoy-Conを滑らせて装着していましたが、強力なマグネットによる装着に変更。プレイ中にコントローラーが外れないか心配ですが、任天堂は力を入れても外れる心配はなく、取り外しの際は本体背面のボタンを押すことで簡単に外せると説明しています。

スティックやSL/SRボタンの大型化によってコントローラーの操作性も向上しています。
さらに、新しいマウス操作にも対応。
本体に装着する面を下にして、机の上で滑らせる新しい操作が追加されました。例えば、スイッチ2専用ソフトの「Drag x Drive」では、マウス操作によって車椅子を操作して3on3バスケが楽しめます。

離れても同じ場所で遊べる新しい体験「ゲームチャット」
Switch 2では、離れていても同じ部屋でプレイしているような感覚でゲームを楽しめる「ゲームチャット」に対応します。

Joy-Con 2に搭載された「Cボタン」を押すだけで、離れた場所にいる最大12人のフレンドとボイスチャットを始めることが可能。Nintendo Switch 2 カメラなど、別売りのUSBカメラを本体に接続すれば、表情を共有しながらゲームを楽しむことができます。
さらに、ゲームチャット中は 互いのゲーム画面を共有しながらプレイしたり、別のゲームをプレイしながらチャットを楽しむこともできます。
例えば、ゲームの操作方法や攻略方法を教えてもらいながらプレイしたり、ただ見守るといった新しいゲーム体験が楽しめそうです。
音声は本体内蔵のマイクで収録されます。遠くの音声もしっかり拾い、周りがうるさくても自分の声だけが届くノイズキャンセリング機能に対応しています。
マイクを素早くミュートしたいときは「Cボタン」を押してチャットメニューからミュートを選ぶだけです。
なお、ゲームチャットの利用には、Nintendo Switch Onlineへの加入が必要ですが、2026年3月31日までは無料です。
今度はゲームをおすそわけできる「おすそわけ通信」

Nintendo Switchシリーズは、Joy-Conをおすそわけしてプレイできることも特徴の1つですが、Nintendo Switch 2では、誰かが持っているゲームソフトをおすそわけして、ソフトを持っていない友達ともプレイできる「おすそわけ通信」に対応します。
誰かが対応ソフトを持っていれば、ほかの人は本体を持ち寄るだけで、ソフトをおすそわけしてプレイが可能。なお、初代モデルや有機ELも受け取りのみ可能です。
おすそわけ通信は近くにいる友達だけでなく、近くにいないゲームチャットに参加している人とチャットしながら遊ぶこともできます。
発売日と価格
Nintendo Switch 2の発売日は2025年6月5日。本体の発売と同時に完全新作の「マリオカートワールド」も発売されます。
予約受付は4月24日以降、マイニンテンドーストアではプレイ時間が50時間以上など応募条件ありの抽選販売が実施されます。
販売価格は日本語・国内専用版が49,980円。
初代モデルは32,978円、有機ELモデルは37,980円だったので大きな値上げですが、米国では450ドル、発表時点で約68,000円であることを考えると良心的な価格になっています。
また、マイニンテンドーストア限定で多言語対応版が69,980円で販売されます。
多言語対応版との違いは、日本語・国内専用版は本体の言語設定が日本語のみ、さらにSwitch 2と連携できるニンテンドーアカウントも国/地域の設定を日本として作成したものに限定されるという点。おそらく転売対策の一環と思われます。
なお、8,980円のマリオカート ワールド(ダウンロード版)を同梱したセットも53,980円で発売されます。

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