1月31日、任天堂は2017年に発売したゲーム機「Nintendo Switch」の販売目標を2000万台から1700万台に下方修正した。
年末には人気シリーズ“スマブラ”の最新作である「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」を発売したが、本体の売れ行きは想定していたよりも悪かったようだ。
日本経済新聞によれば、任天堂は次の手を打ち始めており、それが以前より噂されている小型版のNintendo Switchだという。
機能を省いて価格を抑えた小型版のスイッチ
新型Nintendo Switchの存在は度々報じられている。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、新型のスイッチではディスプレイがアップグレード(有機ELではない)され、発売時期が2019年後半、早ければ夏になるとのことだった。
また、Bloombergはアナリストの予測として現行のスイッチは携帯モードで利用する場合、サイズが大きく、重いことから子供が快適に使えないとして軽量なSwitch Miniとして発売すると報じていた。
そして今日の日本経済新聞の報道によれば、新型のスイッチは小型版になるという。関係者は小型化することで屋外に持ち運びしやすくなり、機能を省いて価格を抑えることでユーザー層を拡大する狙いがあるとした。発売時期は2019年度中ですでに複数のサプライヤーやゲームソフト会社に伝えているとのことだ。
来月にNintendo Switchの発売からはや3年目を迎える。Wiiは2006年11月に、Wii Uは2012年11月に、そしてNintendo Switchは2017年3月に発売された。家庭用ゲーム機のサイクルに照らし合わせると、3年目での新型モデルの登場は非常に早いが、スイッチは携帯ゲームとしてもプレイできる。LLシリーズなどでサイズ展開を行うニンテンドーDSシリーズのサイクルは1〜3年と非常に速く、タイミングとしては今年新型モデルが発売されても不思議ではなさそうだ。