“燃えにくい”モバイルバッテリーが特価に。今こそ安全なモデルに買い替えを:Amaoznブラックフライデー
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

今年は、モバイルバッテリーの発火事故が例年以上に目立った1年でした。特に電車や飛行機といった公共交通機関での事故(1,2)はニュースで報じられるたびに「自分のバッテリーは本当に大丈夫なのか?」と不安を覚えた人も多いはず。
これまでは、価格・充電性能・バッテリー容量がモバイルバッテリーを選ぶ基準の中心でしたが、2026年は“安全性”がより重要視される年になりそうです。
すでに、衝撃・劣化・高温で発火リスクのある従来のリチウムイオン電池から、燃えにくい素材を採用した“発火しにくいバッテリー”への移行が加速しつつあります。
ちょうど12月1日まで開催されているAmazonブラックフライデーでは、発火リスクの低いモデルが続々と特価で登場しています。
安全なバッテリーへ買い替える絶好のタイミング
今回紹介する安全なモバイルバッテリーは3つ。どれも「燃えにくい」ことが特徴で、安全性を重視して買い替えるなら候補に入れておきたい3製品です。
1つ目は、日本メーカーのELECOMが開発したナトリウムイオン電池モデル。リチウムを使わないことで発火リスクが低く、次世代バッテリーとして注目が集まっています。
2つ目もELECOMの製品で、こちらはリン酸鉄リチウムイオンを採用。従来のリチウムイオン電池よりも燃えにくく、寿命も約2倍とされる“安全性・耐久性に強い”タイプです。
そして3つ目は、厚さわずか8.7mmの薄型設計ながら、安全性を高めた“半固体系セル”を採用したCIOのモバイルバッテリー。
半固体系セルとは?——半個体の定義に統一されたものはなく、CIOでは「構造」と「制御」の双方において、独自の要件や定義を策定。それらを満たしたバッテリーを独自呼称として「半個体系」と定義しているとのこと。
さらに、加熱130°C、短絡、圧迫、落下、釘刺しといった過酷試験においてテストを行い、発火・爆発の事例がないことが実証されていると説明されています。
- 構造:バッテリーが膨張しても余裕のある内部サイズ、区画(セルの仕切り)、難燃、放熱など基準を満たした内部構造
- 制御:温度の常時監視→高温時(セル内温度55°C)の出力を自動抑制して安全に充電























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