7月8日からモバイルバッテリーは収納棚NGに。機内火災防止でルール見直し
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2025/07/02 7:30

国土交通省は7月8日から強化されるモバイルバッテリーの機内持ち込みルールについて注意喚起を行っています。
これまで、モバイルバッテリーには3つのルールが設けられていましたが、今回新たに2つの取り扱いルールが追加され、合計5つのルールが周知されています。
新たなルールでは、モバイルバッテリーを座席上の収納棚に入れないことや、常に状態を確認できる場所での使用が求められます。
韓国の航空機炎上事故はモバイルバッテリーの発火が原因か
国土交通省は、スマートフォンやタブレット、ゲーム機器などの普及により、モバイルバッテリーの持ち運びが増えていると説明しています。
モバイルバッテリーには発火などのリスクがあるリチウムイオン電池が使用されており、2025年1月に韓国・金海空港で発生したエアプサン航空機炎上事故では、モバイルバッテリーの発火が原因である可能性があると指摘されています。
こうした背景を踏まえ、機内の安全性を一層高めるために、今回のルール強化が決定されました。
なお、これまでの3つのルール(預け入れ禁止、短絡防止、容量制限)は、航空法第86条に基づく義務事項となっていますが、7月8日から追加される2つのルールは“協力要請事項”とされています。
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