2026/09/27 7:15

iPhone Duoを触ってきた:「ほわっ」と開く、これまでにない心地良い“開閉感”

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Y.Sakakura

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Apple初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」に触ってきました。

10月16日に予約受付を開始し、23日に発売予定。まだApple Storeにも展示されていない、発売前の実機です。

実際に手にすると、写真やスペックだけではわからない発見がいくつもありました。発売に向けて、実際に触ってわかったことをテーマごとに紹介していこうと思います。

今回は「開閉感」。本体を開くときに指先に伝わる感触やヒンジの動き、閉じた瞬間の音など、毎日繰り返す「開いて、閉じる」という動作に注目します。

実機の撮影ができなかったため、記事では提供素材や引用映像などを交えて紹介します。

「ほわっ」と開く。これまでにない開閉感

iPhone Duoを手に取って、感動したのが開閉感。

折りたたみスマートフォンは、開いたとき・閉じたときの感触にも、メーカーや機種ごとの個性があります。0°から180°までほとんど感触が変わらないものもあれば、開き切る直前にブーストがかかるような感触の機種もあります。

iPhone Duoの開閉感は、これまで触ってきたどの折りたたみスマートフォンとも違うものでした。

特に心地良いのが、開き始め。少し力を加えると、わずかな角度だけ「ほわっ」と開き始めます。

レポート動画では、勢いよく「パッ」と開いたり、「スッ」と開いたりする様子が多く見られましたが、実際に触った感覚はもっと優しいもの。一定の力で機械的に動くのではなく、開き方や速度にグラデーションがあるような感じがしました。

折りたたみスマートフォンの多くは、本体をしっかり閉じておくために磁石を使用しています。

この磁力が強い機種では、開くときに強めの力を加える必要があります。そのぶん勢い余って開いたり、ファンブルして落としそうになったりすることも。

この「ほわっ」があるだけで、開き始めに余計な力がいらない。わずかな違いですが、実際に開いてみるとかなりラク。

ガラケーで無駄にパカパカしていたように、意味もなく「ほわっ」を何度もやってしまいそうです。

開きやすさに効く、丸みのあるフレーム

iPhone Duoのフレームは、エッジに丸みを持たせています。

実際に触ってみると、この形状と折りたたみスマホの相性がバツグン。

フレームは光沢仕上げ、ヒンジはマット仕上げ
フレームは光沢仕上げ、ヒンジはマット仕上げ

というのも、折りたたみスマホは、本体を開くときに閉じた2枚の間に指をかけて左右に広げます。フラットな形状は指が滑りやすいのに対して、丸みのあるフレームは指がかかりやすく、開く方向に力を入れやすい。

開き始めの「ほわっ」とした動きも相まって、閉じた状態からスムーズに開きます。

丸みのあるフレーム、「ほわっ」と開く動き、そして本体の動きに連動する透け感のあるアニメーション。すべてが重なって、iPhone Duoならではの心地良い「開く」動作を生み出しています。

好きな角度で止まる。折り方で変わる使い方

「ほわっ」と開いたあとは、ヒンジに適度な抵抗があります。

途中で手を離してもその角度でピタッと止まり、フラットに開き切るまで、好きなところで止められます。

MacBookのような形でテーブルに置いてみると、そのまましっかり自立。スタンドなしで動画を見たり、FaceTimeでビデオ通話したり、三脚を使わずにカメラを固定して撮影したりできます。

反対向きに山型で置けばスタンバイに切り替わり、天気やカレンダーを確認したり、音楽を操作したりできます。通常は充電中に利用するスタンバイが、iPhone Duoではいつでも使える特別仕様です。

机に置くだけでなく、少し折り曲げて本のように両手で持つこともできます。

スペシャルイベントで印象的だったのがメールのデモでした。メールを書いている途中で本体を少し折り曲げると、片側に作成中のメール、もう片側に受信したメールを表示。受信した内容を見ながら返信を書けます。

このとき、キーボードも左右の親指がキーに届きやすいよう、中央にスペースを空けてキーを両端に寄せた分割レイアウトに変わります。

気になったのは日本語キーボードではどうなるのか。

実機でかな入力を試したところ、キーが両端に少し寄りました。ただし、左側に予測変換、右側に文字キーが配置されるため、右手でフリック入力して、左手で変換候補を選ぶ形になります。

大画面向けのキーボードには、左にテンキー、右に文字キーを配置して両手でフリック入力できる分割レイアウトのほか、画面全体を使ったフリック入力や、好きな位置に移動できるフローティングキーボードなどもあります。

こうした大画面を生かした日本語キーボードの登場も期待したいところです。

閉じる音まで心地良い

iPhone Duoは、閉じた瞬間の音まで心地良く仕上がっていました。

ほかの折りたたみスマートフォンでは、閉じたときに「パァン!」と高く強い音が響くものがあります。静かな場所では音が気になって、そっと閉じることもあるほど。

対照的にiPhone Duoは「パタン」と柔らかく控えめな音です。耳に刺さるような強さは皆無。

開き始めは「ほわっ」と優しく動き、閉じるときは「パタン」と静かに収まる。

これまでいろいろな機種を触ってきましたが、開閉するたびにここまで心地良さを感じたのはiPhone Duoが初めてでした。

次回は、折りたたみスマホで気になる人が多い「折り目」を取り上げます。

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