ドコモが新しい料金プランを導入するとNHKが伝えた。これまでのような月額料金が決まっている定額制ではなく、auの「ピタットプラン」のような使った分に合わせて料金が変わる「変動制」になるようだ。
料金変動制の新しい料金プラン
新しい料金プランはデータ通信に関する「パケットパック」で現在は、2GBが3,500円、5GBが5,000、20GBが6,000円、30GBが8,000円といった定額制で実際に使ったデータ通信量が少なくても料金は一定になっているが、新しい料金プランでは使用したデータ通信量に応じて料金が変動する。
個人向けのプランでは、1GBバイト以内/3GBバイト以内/5GBバイト以内といった段階制で料金が上がっていく仕組みで上限は20GB。読売新聞によれば1GB以内が2,900円、3GB以内が4,000円となる。なお、auが昨年7月に発表した「auピタットプラン」では、1GBが2,980円、2GBが3,980円、3GBが4,480円、5GBが5,480円、20GBが6,480円に設定されている(スーパーカケホの場合)。
ドコモの新しい料金プランは総務省が開催した「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」で問題視されていた利用実態に合わせた料金プランが契約されていないという指摘に対応するものだろう。実際のデータ通信量では1ヶ月あたり1GB未満のデータ使用が多いにも関わらず、契約している料金プランは3〜5GBが最も多くを占めるなど、契約している料金プランと利用実態に乖離が生じているため、利用実態に応じたサービス選択をできるよう求めていた。
例年どおりであればドコモは5月中旬〜下旬に新製品・新サービス発表会を開催する。「Galaxy S9」「Xperia XZ2」「Xperia XZ2 Premium」「HUAWEI P20 Pro」などが夏モデルの発表と共に新しい料金プランが発表される可能性がある。
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