折りたたみなし、AIも出遅れ。それでもiPhone 17シリーズが史上最高の人気に
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

AIでは他社に遅れを取っていると指摘され、折りたたみスマートフォンもまだ投入していません。それでも、AppleのiPhone 17シリーズは、かなり好調な売れ行きを記録しています。
Appleは過去最高の四半期決算を発表。その中でiPhone 17シリーズについて、これまでのiPhoneの中でもっとも人気のあるラインアップになったことを明らかにしました。
大幅な刷新が成功したiPhone 17シリーズ
今回の好決算は、iPhoneだけでなく、MacやiPad、サービスなど、複数の製品カテゴリが前年同期を上回ったことによるものです。なかでも大きな存在だったのが、前年同期比で約22%増となり、1〜3月期として過去最高の売上を記録したiPhoneです。
CFOのKevan Parekh氏も決算説明会で、iPhone 17シリーズは発売から3月期までで見た場合、Apple史上もっとも人気のあるラインアップになったと語りました。
本日、Appleは、当四半期の売上高が1〜3月期としては過去最高の1,112億ドルとなり、すべての地域セグメントで2桁増加したことを報告できることを嬉しく思います。iPhoneは、iPhone 17のラインナップに対する非常に顕著な需要を受けて、1〜3月期としては過去最高の売上高を記録しました。
- 引用元
- Apple
昨年秋、AppleはiPhoneのラインアップを大きく見直しました。
Proシリーズの2機種は、カジュアルな上位モデルというよりも、プロ向けの道具として使える見た目と性能に振り切りました。デザインも含めて、これまで以上にProを選ぶ理由、選ぶ人がわかりやすくなっています。
一方で、スタンダードモデルのiPhone 17も大きく進化しました。これまでProモデル限定だったProMotionディスプレイを採用したことで、スクロールやアニメーションがなめらかになっただけでなく、常時表示にも対応。画面に目を向けるだけで、時間や通知を確認できるようになりました。どの旧モデルから買い替えても満足度は高く、間違いなく過去最高のスタンダードモデルです。
AIでは出遅れていると指摘されるAppleですが、iPhone 17シリーズの売れ行きを見る限り、その影響を感じさせないほど魅力的なラインアップにリニューアルできたと評価してよさそうです。
iPhone Airは不調?それでもPlusよりは存在感あり
一方で、やや評価が難しいのが、薄さと軽さに振り切ったiPhone Airです。
iPhone Airについては、発売直後から販売が振るわないと報じられてきました。Proモデルとの価格差は2万円しかありません。それでいて、カメラと電池持ちはiPhone 17よりも割り切った仕様です。
薄さに強い魅力を感じる人にとっては唯一無二のモデルですが、そこに価値を感じない人にとっては、あと少し出してiPhone 17 Proを選ぶか、iPhone 17に選んで3万円を節約したくなる価格設定です。

下には過去最高のスタンダードモデルがあり、上にはデザインも性能も大きく刷新された新鮮なProモデルがあります。このラインアップの中で、iPhone Airが強い存在感を放つのは簡単ではありません。
ただし、iPhone Airを失敗と見るのも少し早いかもしれません。
スピードテストアプリを提供するOoklaのデータでは、iPhone Airのシェアは前年のiPhone 16 Plusを上回ったとされています。サンプル数も約2倍になっていることから、大きいだけのPlusよりも、薄さを前面に出したAirの方がユーザーの関心を集めたと見ることもできます。
とはいえ、あくまで比較対象は廃止されたPlusです。AppleがiPhone 17シリーズ全体の好調さを強調する一方で、Airについて個別にフォローしていない点は、少し気になるところです。



















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