Apple、新しいSiriをまた延期か。一部機能は9月のiOS 27まで遅れる可能性も
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ようやく提供されると報じられていたSiriの大幅アップデートは、再び延期となる可能性が出てきました。
BloombergのMark Gurmanによると、Appleは当初、3月公開予定のiOS 26.4で新しいSiriを提供する計画でした。しかし検証段階で不具合が見つかったことから、提供時期を後ろ倒しし、複数のバージョンに分けて段階的に提供する案を検討しているといいます。
処理の遅さや精度の問題が見つかる
新しいSiriに見つかった不具合は、命令を正しく処理できないことがあるほか、応答に時間がかかりすぎるケースが確認されているようです。回答の精度が安定せず、本来はSiriだけで対応できる内容でも、ChatGPTに引き継いでしまうなど、複数の問題が報告されています。
こうした課題の解消に向けて、少なくとも一部の機能は5月配信予定のiOS 26.5、さらに9月公開予定のiOS 27まで延期される可能性があります。
特に遅れる可能性が高いのは、Siriのパーソナライズ機能です。
たとえば、友だちが送ってくれたおすすめのお店を見返したいのに、「InstagramのDMだったか、LINEだったか思い出せない」——そんな場面でも、Siriに頼めば過去のやり取りから探し出してくれる、というもの。Appleは、この機能をプレビュー版として提供することも検討しているそうです。
もうひとつ遅れているのが、音声だけでアプリ内操作を完結できる高度な機能です。たとえば「かりゆしの服を着て沖縄の海で撮った写真を探して」で写真を開き、「この写真を明るくして」で編集し、「この写真をメモに添付して」と共有まで——検索→編集→共有を1回の音声操作で行えるようになる、といった使い方が想定されています。これらも延期候補に含まれている可能性が高いようです。
iOS 26.5で“AI検索”も?
Appleは、約2年前に発表した新しいSiriを、高いセキュリティとプライバシー保護のもとで自社完結の形で提供する方針でした。しかし開発の遅れもあり、Googleとの提携を決断。Geminiの技術をApple Intelligenceの基盤モデルに取り込むことになります。
この動きは機能のキャッチアップだけにとどまらず、PerplexityやGeminiの検索機能のように、ウェブの情報をまとめてAIが要約し、リンク付きで提示する“新しいウェブ検索”機能を、iOS 26.5で提供する計画があるとも報じられています。



















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