ChatGPTのSiri独占終わる。iOS 27でGeminiやClaudeなどのAI統合か
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが、Siriと連携できる外部AIサービスをChatGPT以外にも開放するようです。
これまでSiriは、ChatGPTのみと連携していましたが、今後は他のAIとも連携できる見込み。Siriが答えられないことは、GeminiやClaudeなどに橋渡しできるようになるかもしれません。
広がる他AIとの差、Appleが選んだ外部連携
15年前にSiriが登場したとき、iPhoneに人間の言葉で話しかけて操作する体験は世界中で話題になりました。しかし、ここ数年のAIブームと、ChatGPTやGeminiといったチャットボットAIの登場で、その差は隠しようもないものになっています。
この遅れを取り戻すために、Appleが選んだのが外部AIとの連携です。Siriが答えられない質問について、ユーザーの許可を得た上でChatGPTに橋渡しする設計を採用しました。
将来的にはGeminiも統合されると見られていましたが、現在も実現しておらず、ChatGPTのみが拡張機能として統合された独占状態が続いています。
ChatGPTの独占崩れる——GeminiやClaudeも選べるように
この独占は、まもなく崩れることになりそうです。
Bloombergによると、AppleはApp Store経由でインストールされたAIチャットボットアプリをSiriと連携できる仕組みを、ChatGPT以外にも開放する方針とのこと。Siriの刷新が見込まれるiOS 27と同じタイミングで登場する可能性があります。
つまり、早ければ今秋にも、Siriと連携するAIをユーザーが選択できるようになる見込みです。ChatGPTではなく、GeminiやClaudeを選ぶことも可能になりそうです。
Siri自体の強化も進んでいる
ただし、こうした拡張機能はあくまでSiriを窓口にして外部AIへ橋渡しする仕組みであり、Siri自体が賢くなるわけではありません。それとは別に、Siriの能力を根本から引き上げる取り組みも動いています。
AppleはGoogleのGeminiを基盤技術として採用するほか、独自モデルの強化も並行して続けており、長期的には自社AIで自立する計画です。ただ、それが実現するまでの間は、他社の力を頼りながらAI分野での存在感を保っていくことになりそうです。
なお、独占崩れによって、OpenAIが直接的な収益を失うわけではありません。というのもChatGPTの統合は、金銭のやり取りのない協力関係であり、AppleはOpenAIに対価を支払っていませんでした。
とはいえ、iPhoneという巨大なAIとの接点を他者と分け合うことになるため、ユーザー獲得の面で影響が出そうです。





















コメントを残す