実質半額!! Kindle本50%ポイント還元、年末のまとめ買いがはかどるセール

2026年の折りたたみスマホは4:3に?iPhone FoldとGalaxy Wide Foldがワイド化する理由

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2025/12/23 10:15
2026年の折りたたみスマホは4:3に?iPhone FoldとGalaxy Wide Foldがワイド化する理由

この数年、スマホのトレンドはAIと折りたたみと言い続けてきました。特にAIは、もはやトレンドを超えて、スタンダードになりつつあります。

折りたたみも、2026年に大きな飛躍を遂げる可能性があります。

理由はワイヤレスイヤホン(AirPods)やスマートウォッチ(Apple Watch)など、既存のジャンルを一段上に押し上げてきたAppleが、ついに折りたたみのiPhoneを投入すると噂されているからです。

今年、Samsungが発売したGalaxy Z Fold7は、大幅な軽量化と操作しやすいサイズ感により、スマホとタブレットの体験を1台にまとめた2in1として、ひとつの到達点を示したように思います。最近、発表された3つ折りのTriFoldにも注目が集まっていますが、次の到達点が折りたたみの回数を増やすことではないのは明らかでしょう。

次のフェーズは、もっと手前にあるはずです。スマホでも画面の縦横比が定まるまでに何年もかかったように、折りたたみも最も心地良く使える比率を探す段階に入るのかもしれません。

開いた状態のメインディスプレイは4:3に

Samsungが来年の発売に向けて準備している”Wide Fold”は、Appleの折りたたみiPhoneと似た形状で開発が進んでいるとETNEWSが伝えています。いずれも発売時期は来年秋ごろで時期的にも2つの折りたたみデバイスが正面衝突する可能性があります。

ポイントは本体を開いて使うメインディスプレイです。

両機種とも7インチ台のスクリーンを採用し、縦横比は4:3になる見込みです。画面サイズはGalaxy Wide Foldが7.6インチ、iPhone Foldが7.58インチと伝えられています。

4:3はいわゆるパスポートの横に長い比率です。現在主流の折りたたみが採用する縦長や正方形寄りの画面とは方向性が大きく異なり、開いた瞬間の印象もタブレットに近いものになります。

ワイド路線の代表例として初代Pixel Foldが挙げられますが、Galaxy Wide FoldとiPhone Foldは、それよりもさらに横に広くなります。

またSamsungは、既存のFlipとFoldの販売も継続しつつ、Wide Foldを3機種目として販売する可能性があります。TriFoldまで含めると、1年で4系統もの折りたたみを販売することになります。

Galaxy Wide FoldはiPhone Foldだけでなく、Galaxy Z Fold8とも争うことになりそう。ユーザーがどちらを選ぶのか注目です。

ワイド化のメリットとデメリット

現在の折りたたみスマートフォンは、開くとスマホの画面を2枚並べたような縦横比を採用しています。

背景にあるのは、アプリの対応状況です。Androidは長らく、タブレットや大画面の最適化が十分とは言えない時期がありました。

実際、Pixel Foldの発売当初は左右に黒い帯が表示されることもありました。しかし最適化が進んだことで、現在では画面の形状やサイズに関わらず、多くのアプリがスクリーンいっぱいに表示することができます。

さらにアプリ側の最適化も進んでいます。例えばYouTubeでは、動画が左右に並ぶ2カラム表示になり、Instagramでは画面下のツールバーが指が届きやすい左に移動します。

ワイド化のメリットとして分かりやすいのは、動画視聴時の黒い帯が小さくなり、没入感が高まりやすいことです。一方で、閉じた状態で使うカバーディスプレイも横に広くなりやすく、片手操作が犠牲になります。

Appleの折りたたみデバイスはiPad Foldか

iPadが長年、4:3(またはそれに近い比率)を採用してきたことを踏まえると、Appleが折りたたみiPhoneのメインディスプレイに4:3を選ぶのは、かなり筋が通っています。

閉じた状態ではiPhoneのように扱え、開けばiPadに近い感覚で使える。ワイド化した折りたたみは「スマホの延長」というより、「タブレット体験をポケットに持ち込む」方向に寄っていくのかもしれません。

名称はプロモーション上「iPhone Fold」になる可能性が高いものの、体験としては“折りたためるiPad”。言い換えるなら、実質的にはiPad Foldに近いデバイスになりそうです。

この流れはSamsungにも当てはまります。もしWide Foldが4:3の“パスポート型”を狙うのであれば、Galaxy Z Fold8が従来どおりの「折りたたみスマホ」路線、Galaxy Wide Foldが「折りたたみタブレット」路線――同じ“Fold”でも役割を分けてくる可能性があります。

投稿規約
  • チャットサポートではないので質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 迅速な回答のために、質問する際は状況を細かく書いてください。最低限、画面にどういったメッセージが表示されているのかは必要です。
  • コメントに誹謗中傷を含む場合は、発信者情報開示請求を行います。
  • 攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを公開します。
  • VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)

あなたにおすすめ

いつ発売?iPhone 17の噂まとめ

いつ発売?iPhone 17の噂まとめ

iPhoneの噂・最新情報4か月前