ONE OK ROCKの国立ライブ「d ticket」でチケット販売。UVERworldとYOASOBIが日替わり出演
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

MUFGスタジアム(国立競技場)で2026年4月に開催されるONE OK ROCKの音楽イベントのチケットがd ticketで販売されます。
同イベントには、1日目にUVERworld、2日目にYOASOBIの出演することも発表されました。
d ticketは、ドコモが提供する音楽やスポーツなど全国のイベントチケットを購入できる新サービス。スマホやPCからチケットの購入、受け取り、入場までをすべてウオンラインで完結できるのが特長です。
チケットは、ファンクラブ会員向けに11月7日から、dカード PLATINUM / GOLD / GOLD Uのユーザー向けに12月3日から、そして公式サイトでの先行抽選販売は2026年1月7日から実施されます。
座席からの見え方を確認して購入。グッズ購入やアップグレードも
d ticketは直感的に操作できるシンプルな画面と、利便性を追求した機能を備えます。
dアカウントと連携することで、追加情報の入力が不要になり、スムーズにログイン可能。チケット購入時には、座席からステージやフィールドの見え方を確認しながら選ぶこともできます。
購入後には、座席のアップグレードや入場前後の変更も可能。さらに、電子チケットによる非接触入場、チケット購入の手続きに合わせてグッズも購入できるといった機能も用意されています。

主催者のニーズに対応する不正転売対策にも対応。同行者登録や公式リセールサイトの提供など、安全にチケットをやり取りできる仕組みを備えています。
支払い方法は、d払い、クレジットカード払い、セブン-イレブン店頭支払いの3種類に対応。
d ticketの利用には、dアカウントの登録およびd ticketの会員登録が必要ですが、ドコモユーザーだけでなく誰でも利用できます。
エンタメ分野に注力するドコモ。動画配信の次はチケット販売も
これまでもドコモは、dマガジンやdブック、dアニメストアなど、スマホで手軽に楽しめる読み放題・見放題のサービスを展開するなど、エンタメとの関わりを深めてきました。
ただ、前田社長の体制になってからは、見るだけにとどまらず、体験するエンタメへと踏み込み始めています。
例えば、2025年10月からは、NBAとメディアライセンス契約を締結し、週10〜15試合を配信する「NBA docomo」をスタート。渋谷では開幕直前イベントやパブリックビューイングを開催するなど、配信とリアルを組み合わせた体験を提供しています。
さらに、MUFGスタジアムでは、ドコモ主催の音楽イベント「THE MUSIC STADIUM」を継続的に開催予定で、第1弾としてONE OK ROCKの音楽イベントが行われます。
今後は、Leminoで独占配信されている井上尚弥選手の世界タイトルマッチのようなスポーツイベントのチケットも、dチケットで販売されるかもしれません。
通信だけで他社と差別化が難しくなるなか、ドコモは体験を軸にエンタメをさらに強化し、新たな価値を生み出そうとしています。
こうしたエンタメの拡充は、dカードをはじめとする決済サービスや、追加費用なしでNBA docomoやDAZNを楽しめる料金プラン「ドコモMAX」の付加価値を高め、複数のサービスが連動してドコモ全体の体験価値を押し上げる原動力になりそうです。





















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