Pixel Watch 5、チップ据え置きか。メモリは3GBに増量→Gemini Intelligence対応を強化へ

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Y.Sakakura

Googleは来月開催する新製品発表イベントで、第5世代となる「Google Pixel Watch 5」を発表する見込みです。

海で拾われた試作機とされる端末からは、前モデルのデザインや充電システムを引き継ぎ、内部のアップデートを中心としたモデルになることが判明しています。

Pixel Watch 5をめぐっては、スマートフォンと同じように独自のGoogle Tensorチップを搭載するとの報道があり、最近では新世代のSnapdragon Wear Eliteへ刷新されるとの噂も浮上していました。しかし、実際にはチップがほとんど変わらない可能性が浮上しています。

そうなると、Pixel Watch 5を購入する最大の動機は、発表と同時期にスタートするSuicaの定期券・グリーン券対応になるかもしれません。

Pixel Watch 5もチップは据え置きか

Pixel Watchには、歴代モデルを通じて控えめなチップセットが搭載されてきました。

2022年に発売された初代Pixel Watchは、当時すでに登場から4年も経過していた10nmプロセスのSamsung Exynos 9110を採用。同時期のGalaxy Watch4が5nmプロセスのExynos W920を搭載していたことを考えると、かなり世代の古いチップでした。

Pixel Watch 2では、当時の現行世代だったSnapdragon W5 Gen 1へ刷新。プロセスルールは10nmから4nm、CPUは2コアから4コアになり、処理性能と電力効率が大きく向上しました。

Pixel Watch 4では、衛星SOSへの対応にあわせてSnapdragon W5 Gen 2へアップグレードされ、コプロセッサもARM Cortex-M33からCortex-M55へ変更されています。

一方、Google Play Consoleのデバイスカタログに登録されたPixel Watch 5の情報には「Qualcomm SW5100」と記載されています。CPUとGPUの構成も前モデルと同じことから、Pixel Watch 4と同じSnapdragon W5 Gen 2を継続して搭載する可能性があります。

過去にも同じデバイスカタログからPixel Watchのチップセットなどが明らかになったことがあるため、信ぴょう性の高い情報といえます。

SoC CPU GPU コプロセッサ
Pixel Watch Samsung Exynos 9110 ARM Cortex-A53×2(1,100MHz) Arm Mali-T720 MP1 ARM Cortex-M33
Pixel Watch 2 Snapdragon W5 Gen 1 ARM Cortex-A53×4(1,700MHz) Qualcomm Adreno 702(1,000MHz) ARM Cortex-M33
Pixel Watch 3 Snapdragon W5 Gen 1 ARM Cortex-A53×4(1,700MHz) Qualcomm Adreno 702(1,000MHz) ARM Cortex-M33
Pixel Watch 4 Snapdragon W5 Gen 2 ARM Cortex-A53×4(1,700MHz) Qualcomm Adreno 702(1,000MHz) ARM Cortex-M55
Pixel Watch 5 Snapdragon W5 Gen 2 ARM Cortex-A53×4(1,700MHz) Qualcomm Adreno 702(1,000MHz) 不明

メモリは初めて3GBに増量

チップの大幅なアップデートは期待できない一方、メモリは従来の2GBから3GBへ増量されるようです。Pixel Watchシリーズでメモリ容量が増えるのは、初代モデルの登場以来初めてです。

ちなみに、Samsungが発表したばかりのGalaxy Watch9は、引き続き2GBのメモリを搭載しています。

Googleがメモリを増量する狙いは明らかにされていませんが、Gemini Intelligenceへの対応を見据えたものと考えられます。

Gemini Intelligenceに対応すると、音声で必要な情報をまとめたカスタムダッシュボードを作成できるほか、複数のアプリやサービスを連携させて、日常的なタスクを自動化できるようになります。

Google Play Consoleには、これまで流出していた端末と一致する画像も掲載されています。外観に大きな変化は見られない一方で、Geminiの「Neural Expressive」デザイン言語を取り入れた新しいアナログ文字盤を確認できます。

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情報元:The Tech Outlook

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