2020年4月からMNO事業の本格サービスを開始する楽天が「無料サポータープログラム」の提供拡大を発表した。
無料サポータープログラムは5,000人限定だったが、今回の追加募集によって新たに20,000人が利用可能になる。
2万人を追加募集
無料サポータープログラムは、国内通話、国際通話、データ通信、国際ローミング(データ通信)、SMSを無料かつ無制限で利用できるプログラム。サービスの本格開始に向けて構築中の“完全仮想化クラウドネットワーク”をいち早く体験し、改善点を直接伝えることでサービス向上に繋げることができる。
すでにプログラム利用者の声をもとにサービスエリアの拡充など改善を実施。基地局の開設状況では、計画を上回る3,000局以上(2020年1月時点)の基地局を開設。3月には4,400局を開設できる見込みだ。現在でも地下や屋内では繋がりにくい場合があるものの、屋外についてはかなり繋がる状況になっているという。自宅など繋がりにくい屋内の電波状況を改善するためのフェムトセル「Rakuten Casa」も発表された。
なお、“完全仮想化クラウドネットワーク”のエリア外では、ローミングによってKDDIの回線に繋がる仕組みだが、2020年4月をめどに接続方式を変更することでローミングエリア境目において通話品質が改善されるほか、通話が途切れにくくなるという。
無料サポータープログラムの追加募集は今日13時から2月3日まで楽天モバイルショップ6店舗(恵比寿店、渋谷公園通り店、池袋東口店、名古屋栄店、心斎橋店、神戸三宮店)とウェブサイトで行われる。
追加人数は最大20,000人。1次募集で落選した人が優先される。対象者は楽天の回線が利用できる東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市在住の満18歳のユーザー。なお、プログラムに当選して対象商品を同時購入すると18,000ポイントがプレゼントされるほか、サービス向上のためのアンケートに回答すると月に1,000ポイントがプレゼントされる。
なお、無料サポータープログラムの利用期間は3月31日までと案内されているが、本格サービス開始が遅れた場合はプログラムの利用期間を延長する。
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