速報:楽天モバイル、契約数1,000万回線を突破!!
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

楽天モバイルの契約数が1,000万を突破しました。
2019年10月に無料サポータープログラムを開始してから約6年、2020年4月に本格サービスを始めてから約5年半での到達です。
楽天モバイルは、長らく高止まりしていた携帯料金を引き下げる“起爆剤”として期待を背負い、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして参入しました。
参入前から第4のキャリアは成功しないと批判され、サービス開始後はエリアが狭い、低価格を今後も維持できるのか、など疑いの言葉も多数、投げられてきました。
それでも、ギガ使い放題や0円プラン、楽天ポイントとの強力な連動で注目を集めて、2025年内の目標としていた1000万契約になんとかこぎつけた形です。
1000万回線突破の様子
プレスカンファレンスには、三木谷会長とCMでもおなじみのオリエンタルラジオの藤森慎吾さんが登場。
開始時点では、まだ未達?未確認?の状態でしたが、契約数のカウンター更新によって正式に1000万回線を突破しました。
三木谷氏は「1000万は本当に大きい数字。天文学的で「そんなの無理よ」と言われるような数字」「本当にここまで短かったような、長かったような道のりでした」と振り返ります。
また、「基地局の設置、新規顧客の獲得、さまざまなプランの開発など、挑戦的なことをやってここまでこれた。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございます」「繰り返しになるがKDDIのローミングサービスやっていただいたみなさまなど、いろいろな方にご協力していただいて、ここまでやってこれたと思っている」と感謝を述べていました。
楽天モバイル1000万回線突破の瞬間🎉
11月7日時点の950万契約から1ヶ月ちょいで50万契約積み増し。三木谷会長いわく大口の契約があったとか
MNO単体では914万回線とのこと https://t.co/UBv3Uq6k6r pic.twitter.com/jq2iVDXOdT
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) December 25, 2025
と思ったら楽天モバイル1000万回線突破した🎉 pic.twitter.com/7ewDFzB9fC
— Yusuke Sakakura🍎携帯総合研究所 (@xeno_twit) December 25, 2025
今後の目標や課題は
契約数が 1,000 万回線を突破した楽天モバイルが、次に向き合うべき課題はやはり通信品質でしょう。
これまでは「つながらない場面はあるが、つながれば快適」という印象でした。しかし、回線数の増加に伴ってトラフィックが積み上がるほど、品質維持の難易度は上がります。最近は「速度が落ちてきた」といった声も聞かれることから、今後は通信品質の維持・向上がより重要なテーマになりそうです。
三木谷氏も今後の目標について、「数字はないが、ネットワークをさらに良くしていく。やることはまだ山のようにある」と述べています。

具体策としては、楽天モバイルのユーザーはデータ使用量が大きいことを踏まえ、混雑しやすい密集エリアを中心にネットワークをより強化していく方針を説明。とくに 5G 基地局の設置を急ぐ必要があるとし、帯域についても「成長に応じて議論していく必要がある」との考えを示しました。
現状については、都内の地下鉄や山手線について「だいぶ改善した、見えてきたかなと思っている」としています。
1000万回線を年表で振り返る

| 時期 | 契約者数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2018年4月 | 楽天モバイルのキャリア参入が決定 | |
| 2019年9月 | オリジナルスマホ「Rakuten Mini」を発表(レビュー) | 2020年1月23日から販売開始 |
| 2019年10月1日 | 0円で通話無制限・データ容量無制限「無料サポータープログラム」の受付開始 | 5000人を対象に小規模スタート |
| 2019年10月13日 | 購入した製品やSIMが発送。サービスの利用が可能に | 楽天回線が東京都23区、大阪市、名古屋市、兵庫県の一部。それ以外の地域をKDDIのローミングでカバー |
| 2020年4月8日 | 携帯電話事業を本格スタート |
|
| 2020年6月 | 100万回線を突破 | |
| 2020年7月8日 | iOS版「Rakuten Link」登場 | |
| 2020年9月30日 | オリジナルスマホ「Rakuten BIG」発売 | |
| 2020年12月 | 200万回線を突破 | |
| 2020年12月8日 | オリジナルスマホ「Rakuten Hand」発売 | |
| 2021年3月 | 300万回線を突破 | |
| 2021年4月 | 「Rakuten UN-LIMIT VI」の提供開始 | 1GBまで0円プラン |
| 2022年2月10日 | オリジナルスマホ「Rakuten Hand 5G」発売 | |
| 2022年4月 | 500万回線を突破 | |
| 2022年4月30日 | iPhoneの取り扱いを開始 | 4月21日発表、23日予約開始 |
| 2022年6月 | 0円プラン廃止 | |
| 2022年6月末 | 477万回線まで減少 | |
| 2022年7月1日 | 「Rakuten UN-LIMIT VII」の提供開始 | 0円プラン廃止 |
| 2022年10月末 | 445万回線まで減少 | |
| 2022年11月末 | 444万回線まで減少 | |
| 2023年2月 | 0円プラン廃止で「血の入れ替えが進んでいる」発言 | |
| 2023年3月末 | 454万回線まで回復 | |
| 2023年6月 | 「Rakuten最強プラン」の提供開始 | 料金そのままでパートナー回線エリア(国内)の高速データ容量制限が撤廃 |
| 2023年8月28日 | 契約数が再び500万人を突破 | |
| 2023年12月 | 全契約数が600万回線を突破 | |
| 2023年12月1日 | スーパーポイントアッププログラム(SPU)を改訂 | 獲得上限が大幅に引き下げられたことで「史上最大の改悪」との声も |
| 2024年2月 | 「最強家族プログラム」の提供開始 | |
| 2024年3月 | 「最強青春プログラム」の提供開始 | |
| 2024年4月 | 全契約数が650万回線を突破 | MNO:650万人+MVNO:50万人 |
| 2024年5月2日 | 「最強こどもプログラム」の提供開始 | |
| 2024年6月16日 | 全契約数が700万回線を突破 | 0円プラン廃止以降、最速の契約数増加に |
| 2024年6月27日 | プラチナバンドの提供開始 | 都内で1局目から |
| 2024年9月13日 | 「最強シニアプログラム」の提供開始 | |
| 2024年10月18日 | 全契約数が800万回線を突破 | MNOは729万回線 |
| 2024年12月 | 初の単月黒字化を達成 | 減価償却を加味しないEBITDAで |
| 2025年7月 | NBA Rakutenのサービス終了 | |
| 2025年6月 | 「Rakuten最強U-NEXT」を発表 | U-NEXT見放題 x ギガ使い放題の新プラン |
| 2025年7月1日 | Google Pixelの取り扱いを開始 | Google Pixel 9aのみ |
| 2025年7月7日 | 全契約数が900万回線を突破 | MNOは820万回線 |
| 2025年12月25日 | 1000万回線突破 |

















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