明日開催の「楽天モバイル プレスカンファレンス」でいよいよ発表される楽天モバイルの料金プランだが、直前に報じられた内容によれば月額2,980円の大容量プランになるようだ。
大手3社の半額以下に?
日本経済新聞によると、楽天は大容量のデータ通信で月額2,980円のプランを主力にする方針を固めたとのこと。データ使用量については最終調整の段階で無制限も検討しているようだ。
現在、ドコモは60GBで月額6,980円、auは無制限で7,480円、ソフトバンクは50GBで7,480円で提供しているが、楽天は半額以下で提供することになる。
大手3社の解約率はわずか1%未満を切り崩すために低価格でわかりやすいプランにする必要があると判断したとのこと。実現すれば大手3社は対抗せざるを得ない状況になるはずだ。
ただし、楽天モバイルのキャリアサービスを先行的に体験できる「無料サポータープログラム」を利用していて感じるのは現在の通信品質が他3社に比べて劣ることだ。
楽天は計画を上回るペースで基地局を増設していて想定したよりも繋がる。ただ、楽天回線が使えないエリアが確実に存在し、そういったエリアではローミングでKDDI回線に切り替えられるが、地下や高いビルなどではどちらにも繋がらないことが多い。
他3社と比べると繋がるエリアに違いがあり、料金の安さだけで飛びつかず、事前に自分の行動範囲が対応エリアになっているかを調べておく必要がある。
なお、楽天は今回の報道について以下のようにコメントしている。否定も肯定もしていない。
本日、一部報道機関において当社グループの楽天モバイル株式会社が運営する携帯キャリア事業に関する記事が掲載されておりますが、当該情報は当社および楽天モバイル株式会社から発表したものではございません。当社の発表は3月3日(火)に開催を予定しております「楽天モバイル プレスカンファレンス」にて行う予定です。
- 引用元
- 楽天株式会社
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