本日、au向けのiPhoneにキャリアアップデートが提供されました。
バージョン番号は16.1でアップデートの内容については明らかにされていませんが、これまでLTE接続時はそのまま「LTE」と表記されていましたが、16.1にアップデートすると「4G」に変更されることを確認しています。
キャリアアップデートを行う方法
キャリアアップデートを行う場合は、設定アプリを起動して「一般」→「情報」と進みます。しばらく待っているとキャリアアップデートの確認画面が表示されるので「アップデート」をタップするとキャリアアップデートアップデートが開始されます。
今回のアップデートでは再起動もおきませんし、一瞬で終わるので何が変わったのか一瞬わからなくなりますが、「LTE」が「4G」に変更されていることがわかります。
auはなぜLTEから4Gに表記を変更したのか
ちなみに、4Gとして定義づけされているのはLTE-AdvancedとWiMAX 2で、auの2014年夏モデルでは両方の規格に対応させたことから4Gの表記に変更していました。となると、どちらにも対応していないiPhoneが4G表記に変更されるのはおかしいとの疑問が出てきますが、店頭では4G表記の夏モデルとLTEを表記のiPhoneが並ぶため、顧客から「4GとLTEでどう違うの?」と聞かれるのは容易に考えられます。
「4Gの場合はCAとWiMAX 2+に対応しています」と答えればいいのかもしれませんが、それだけでわかってくれる顧客は少ないでしょう。また、そう答えてしまえばiPhoneの購入を考えていた人が4G対応の夏モデルに流れてしまうケースも少なからず起きそうです。
AppleからiPhoneの販売ノルマを課せられているauにとってはあくまでも主力はiPhoneですからね。
人によって色々な見方や考え方はあると思いますが、個人的には接客上の問題などから4G表記になったのではないかと予測します。
また、将来的な話をするのであれば、近いうちにiPhoneがLTE-AdvacedのキャリアアグリゲーションやWiMAX 2+に対応するということを示唆しているのかもしれません。ただ、「普通は対応と同時期にキャリアアップデートを提供するよなー」という思いもあるのであくまでも可能性の話ですが・・・
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