auがeSIM発行手数料を当面無料化。eSIMオンリーが噂されるiPhone 17の準備?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

KDDIがeSIM再発行/eSIM転送の当面無料化を発表しました。
無料化されるのは、My auおよびMy UQ mobileでのeSIM再発行/eSIM転送です。
これまでは回線種別を変えない場合の手数料は440円でしたが、無料化されていました。新たに回線種別を変更する場合も無料化となります。
5G→5G SAへの変更も当面無料に
回線種別の変更には、4G→5Gだけでなく、5G→5G SAの変更も含まれています。こうした手続きには3,850円が必要でした。
auでは、2024年11月から全国のSub6エリアで5G SAが利用できるほか、7月1日から5G SAの契約が必須となる「au 5G Fast Lane」の提供を開始しており、5G SAへの変更を促すために当面無料化したものと思われます。
au 5G Fast Laneは多くの無線リソースを割り当てることで混雑時でも高速通信を可能にするサービスです。
なお、店頭でeSIMの再発行を行う場合、これまでと同様にeSIM再発行手数料が3,850円かかります。
9月発売が予想されるiPhone 17シリーズはeSIMオンリーが拡大?
このタイミングでの変更は、9月9日の発表が噂されるiPhone 17シリーズの準備と予想されます。
手数料の当面無料化により、機種変更の際に契約種別も5Gから5G SAへ変更する人も増えるでしょう。
もう1つはeSIMオンリーの可能性です。
iPhone 17 シリーズでは、米国限定のeSIMオンリー仕様を他国にも拡大すると噂されています。
iPhone 17 ProについてはSIMカードトレイが存在するモックが出回っていますが、新たに登場する超薄型のiPhone 17 Airについては、より大型のバッテリーを搭載するために、SIMカードトレイを廃止する可能性も考えられます。
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