LINEが当初7月下旬発売としていたAIスピーカー「WAVE」の出荷日を8月23日に延期すると発表した。
今秋、正式版が発売されるAIスピーカー「WAVE」の機能を絞った先行体験版の予約を7月14日に開始。7月下旬より順次出荷開始とアナウンスしていたが、理由を明かさないまま8月上旬〜8月中旬に延期。さらに、ソフトウェアの一部に不具合が生じたため8月23日に延期された。
先行体験版「WAVE」の出荷日が約1ヶ月延期に
「WAVE」の出荷日が2回延期されたことで約1ヶ月遅れたことになる。正式版の発売と先行体験版から正式版へのアップデートは今秋と案内されているが無事発売されるのだろうか。個人的にはあくまでも「先行体験版」であるため、電源が入らないなど致命的な不具合であれば発売延期は仕方がないが、少々の動作不良であれば発売後に不具合改善のアップデートは発送後に配信しても良いのではないかと感じた。
発売延期に関する案内も気になる。1回目の延期はLINEで通知されたが、2回目の発売延期がアナウンスされたのはClovaのTwitterのみ。LINEアカウントでは発送時期に関するお知らせを通知すると案内しているが今回の延期のお知らせは届いていない。まだ、発売延期に気づいていない購入者も多いはずだ。
【「WAVE」先行体験版、発送時期のお知らせ】ソフトウェアの一部に不具合が生じたため、発送遅延が発生し誠に申し訳ございせんでした。2017年8月23日より順次発送いたします。WAVEの到着を楽しみにお待ちください。
— LINE Clova 🍀 (@LINE_Clova) 2017年8月17日
お問い合わせ窓口≫https://t.co/vf4bJfnec4
AIスピーカー「WAVE」とは?
LINEのAIスピーカー「WAVE」は、LINEと韓国のNAVERが共同開発するAIプラットフォーム「Clova」を初めて搭載するスマートスピーカー。音声認識が特徴で「クローバ」とよびかけた後に「何か音楽を再生して」「この曲の曲名を教えて」「今日の天気を教えて」「明日の渋谷の降水確率は?」「いま何時?」「明日7時にアラームを鳴らして」と続けると、現在地の天気、最高気温、最低気温を音声で教えてくれる。
このほかにもその日の天気に合った曲やその時の雰囲気、ユーザーの気分・趣味に応じた曲をかけてくれる音楽機能やカレンダー/ToDo/メモの作成、赤外線による家電の音声操作が可能。音楽機能は4,000万曲を配信するLINEの音楽聞き放題サービス「LINE MUSIC」と連携して提供される。
先行体験版は音楽+αに機能を絞られるが価格は15,000円から10,000円に値下げされる。先行体験版の予約は7月に開始されたが数日で予定していた販売数数はすでに完売した。なお、正式版の発売と同じタイミングで配信されるアップデートを適用することで先行体験版でも正式版と同じ機能が利用できる。
【修正】再々延期ではなく再延期のためタイトルを変更しました。お詫びして訂正いたします。
コメントを残す