7月14日に先行販売されたLINEのAIスピーカー「WAVE」の出荷時期が当初の予定から遅延していることが明らかになった。LINEは購入者に対してLINE FRIENDS STOREの公式LINEアカウントから通知を送付している。
LINE、AIスピーカーの出荷時期を8月上旬から中旬に延期
LINEの案内によると、当初予定していた出荷時期(7月下旬〜8月上旬)を8月上旬〜8月中旬に変更するとのこと。出荷時期が遅延した理由などは明らかにされていない。
LINEのAIスピーカー「WAVE」は、LINEと韓国のNAVERが共同開発するAIプラットフォーム「Clova」を初めて搭載するスマートスピーカー。
音声認識が特徴で「クローバ」とよびかけた後に「何か音楽を再生して」「この曲の曲名を教えて」「今日の天気を教えて」「明日の渋谷の降水確率は?」「いま何時?」「明日7時にアラームを鳴らして」と続けると、現在地の天気、最高気温、最低気温を音声で教えてくれる。このほかにもその日の天気に合った曲やその時の雰囲気、ユーザーの気分・趣味に応じた曲をかけてくれる音楽機能やカレンダー/ToDo/メモの作成、赤外線による家電の音声操作が可能。音楽機能は4,000万曲を配信するLINEの音楽聞き放題サービス「LINE MUSIC」と連携して提供される。
スピーカーのスペックは、2.5インチ/20Wのウーファー、1インチ/5Wのツイーター2個、クアルコムのAPQ8009/1.3GHz×クアッドコアプロセッサを搭載。4つのマイクとコネクサントの音声認識プロセッサを搭載することで5メートル離れたところからでも音声操作が可能。
「WAVE」の正式版は今秋発売されるが、音楽+αに機能を絞って提供し、価格を15,000円から10,000円に値下げした先行体験版の予約が7月14日にスタートし、予定していた販売分は既に完売した。なお、正式版の発売と同じタイミングで配信されるアップデートを適用することで先行体験版でも正式版と同じ機能が利用できる。
LINEでは「WAVE」の他にも2種類のスマートスピーカーを発表している。LINEの人気キャラクターをモチーフにデザインされた「CHAMP」やディスプレイ付きのスマートスピーカー「FACE」でいずれも今冬発売予定と案内されている。
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