ソフトバンクがオンライン専用ブランドLINEMOのプラン改定を発表しました。
現在、LINEMOベストプランVは20GBまで2,970円、20GBから30GBは3,960円の2段階制で提供されていますが、改定によって段階制が廃止され、30GBまで月額2,970円のシンプルなプランに変更されます。
ソフトバンクとKDDIが対抗。楽天は対抗姿勢示さず
現時点でプランの改定日は発表されていませんが、11月1日から改定が完了するまでの期間は、実施中のキャンペーン内容を変更することで、契約の翌月から月額2,970円で30GBまで利用できるようになります。
すでにLINEMOベストプランVに加入しているか、プラン変更する場合は、追加の手続き不要でキャンペーンが適用されます。また、のりかえまたは新規契約で加入する場合は、契約の翌月からキャンペーンが適用されます。
今回の改定はドコモがオンライン手続きプラン「ahamo」のデータ容量を、料金は月額2,970円のまま、20GBから30GBに増量したことを受けたものと考えられます。
すでにKDDIがpovoとUQ mobileでahamoに対抗した新料金プランと新しいトッピングを追加しており、ソフトバンクも続く形になりました。
ソフトバンクはサブブランドのY!mobileで提供する「シンプル2 M」においても、データ増量オプションのデータ容量を5GBから10GBに改定し、合計30GBを月額4,565円で提供することを発表しています。
PayPayカード割とおうち割 光セット(A)によって月額2,728円となり、初めてオプションに加入する場合は7カ月目までオプションが無料になるため、2,178円で利用できます。
ahamoのプラン改定は明らかに楽天モバイルを意識したものでしたが、先日開催されたサービス説明会で楽天モバイルは「他社の追随を許さないプラン提供できている」と説明するなど、対抗する姿勢を示していません。
楽天モバイルは単月黒字化に向けて契約者数の増加だけでなく、ARPUを上げる必要があるため、プラン改定は難しいのかもしれません。
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