Xperia Z5 SO-01H / Xperia Z5 Compact SO-02H フォトレビュー シリーズ初の指紋認証対応
ドコモが2015-2016年冬春モデルとして「Xperia Z5 SO-01H」と「Xperia Z5 Compact SO-02H」を発表しました。発売日は、それぞれ10月下旬/11月中旬となります。
「Xperia Z5 SO-01H」は「Xperia Z4」の後継機となり、わずか約4ヶ月で後継機が発売されることになりました。
シリーズ初の指紋認証を搭載する「Xperia Z5」「Xperia Z5 Compact」
「Xperia Z4」は、ドコモ今夏発表したフラグシップモデルの中で唯一、指紋認証に対応していないモデルでしたが、「Xperia Z5 SO-01H」と「Xperia Z5 Compact SO-02H」はシリーズ初の指紋認証に対応します。
指紋認証センサーはフロントパネルや背面パネルに配置されるのが一般的ですが、両機種は側面部に搭載します。
指紋は設定画面から登録ができます。登録できる指紋は5本まで。片手分ですが、指紋認証センサーが側面に搭載されているため、実質的に利用できるのは左手は中指と人差し指、右手は親指の3本ぐらいなので問題はないでしょう。
指紋の登録は画面の案内に沿って行いますが、iPhoneやGalaxy、ARROWSといった既に指紋認証に対応している機種に比べると登録時に失敗するケースが多く見られます。失敗すると途中の進行状況がクリアされて一からやり直しとなるため、ストレスを感じました。
指紋の認証はスライド方式ではなく、タッチで行います。画面オフ時は電源キーを押し込んでそのまま指紋を認証させて画面ロックを解除させることも可能でした。認証の精度は一発で認証されることもありますが、一度失敗するケースが多いかなという印象でした。
Xperia Z5 SO-01H
「Xperia Z5 SO-01H」は、今夏モデル「Xperia Z4」と同じく5.2インチ、フルHD(1980×1080ピクセル)表示対応のTFT液晶を搭載。
OSはAndroid 5.1、CPUは引き続き2.0GHz+1.5GHz/オクタコアプロセッサのSnapdragon 810を採用、RAMは3GB、ROMは32GB、バッテリー容量は2,900mAhとなります。
カメラは画素数が2,300万画素まで向上。人間のまばたきの速度よりも速い0.03秒の世界最速オートフォーカスに対応し、5倍までのクリアズーム機能もサポートしています。
ボディカラーは、ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの全4色。いずれも落ち着きのあるシックな印象のあるカラーになっています。
背面にプリントされる「docomo」のロゴは目立つ反転色ではなく、ボディカラーに溶け込む色になっています。
Xperia Z5 Compact SO-02H
「Xperia Z5 Compact SO-02H」は、昨年の冬春モデル「Xperia Z3 Compact」と同じく4.6インチ、HD(1280×720ピクセル)表示対応のTFT液晶を搭載。水滴がついても誤作動しにくいディスプレイになります。
OSはAndroid 5.1、CPUは2.0GHz+1.5GHz/オクタコアプロセッサのSnapdragon 810を採用、RAMは2GB、ROMは32GB、バッテリー容量は2,700mAhとなります。
「Xperia Z5 SO-01H」と「Xperia Z5 Compact SO-02H」の違いは、ディスプレイ、バッテリーの容量、RAMなど。カメラの性能は同一となります。
ボディデザインは、「Xperia Z5」と同じくどんな持ち方でも使いやすいオムニバランスデザインを採用するものの、背面パネルに光沢感のないフロストガラスを採用することで「Xperia Z3 Compact」とは全く異なる“サラサラ”の質感を実現しています。
ボディカラーは、イエロー、グラファイトブラック、ホワイト、コーラルの全4色。パステルカラーが印象的で秋というよりは春を感じさせる色合いになっています。
右の側面部には、指紋認証センサー兼電源キー、ボリュームキー、カメラキーが配置されます。底面部には、キャップレス防水のmicroUSBを搭載。Compactシリーズとしては初のキャップレス防水となります。
Xperia Z5 SO-01H / Xperia Z5 Compact SO-02Hともに本日から予約受付がスタートしています。
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