App Store、12か月契約の月額サブスクリプションを導入。年額プランとの違いは?
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが、App Storeで「12か月契約の月額サブスクリプション」を導入すると発表しました。
これまでも、12か月分をまとめて支払うことで割安に利用できる年間契約は提供されていました。今回追加されるのは、1年分の利用を前提にしながら、一括払いではなく月ごとに支払える新しいオプションです。
すべての支払いが終わったあとに自動更新が終了
新しいオプションで加入したサブスクリプションは、いつでもキャンセルできます。
ただし、キャンセルしてすぐに支払いが止まるわけではなく、契約した支払い回数が完了するまでは支払いが続きます。すべての支払いが終わったあと、自動更新が終了する仕組みです。
これまでに支払った回数と残りの支払い回数は、Apple Accountから確認できるとのこと。また、更新が近づいたタイミングでは、必要に応じてメールやプッシュ通知で案内されます。
新しいサブスクリプションオプションは、すでに開発者向けに提供されており、App Store Connectで設定し、Xcodeでテストできます。ただし、一般ユーザー向けにはまだ提供されていません。
Appleによると、5月にiOS 26.5、iPadOS 26.5、macOS Tahoe 26.5、tvOS 26.5、visionOS 26.5が配信されるタイミングで、iOS 26.4以降のOSを利用しているユーザー向けに提供される予定です。ただし、アメリカとシンガポールは当初の提供対象外となります。
既存の年間払いとの違いは?
これまでApp Storeのサブスクリプションでは、週ごと、月ごと、年ごとといった支払い方法を選ぶことができました。
年間払いは月額プランに比べて割安に設定されていることが多い一方で、加入時に12か月分を一括で支払う必要があります。お得なのはわかっていても、最初にまとまった金額を支払うのは少し重いと感じる人も少なくなかったはずです。
今回追加される12か月契約の月額サブスクリプションは、この年間払いを毎月払いにしたものです。1年分の利用を前提にしながら、支払いを月ごとに分けられるため、ユーザーは一括払いの負担を抑えることができます。
学習系アプリやクラウドストレージのように、長く使うことを前提にしているサービスとは相性が良さそうです。また、開発者にとっては、継続した収益が見込めるプランを提供しやすくなるメリットがあります。


















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