
KDDIの松田浩路社長が本日行われた決算会見で、楽天モバイルへのローミング提供について「現行の契約は予定通り9月をもって終了する」と明言しました。
松田氏は以前から説明しているとおり、ローミング提供の目的について「人口カバー率を補完するため」と説明。提供開始から7年間で楽天モバイルのエリアが拡大したことから、「役割は十分に果たした」と終了する理由を述べました。
また、以前から懸念していた想定外のエリアから想定以上のトラフィックが流入していることについて、楽天モバイル側に対応を求めていたことも明かし、この懸念についても契約終了によって解消できるとの見通しを示しました。
市街地では「フェアに競争」。一部のルーラルエリアでは協力継続
松田氏はローミング終了について、今まで以上にau・UQ mobile・povoといった自社ユーザーの通信品質を向上・堅持するため、KDDIのネットワークリソースを割り当てていくという経営判断だと説明しました。
また、楽天モバイルに対して「十分に競争力をつけた」と評価し、今後は市街地などにおいて、インフラの品質そのものでフェアに競争していくフェーズに入ったと説明しています。
一方で、一部のルーラルエリアについては、エリアと期間を限定した形でインフラ維持に協力する方針を示しており、9月以降も限定的なローミング提供は継続する見込みです。
最後に松田氏は、周波数の割り当てを受けているMNOは、自前で基地局やネットワークを構築していくことが大前提だと強調。楽天モバイルからも、一定の時間軸を設けたうえで自前のネットワークを構築していく方針を明言してもらっていると説明しました。


















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