何が変わった?Pixel 11 vs Pixel 10を徹底比較
Googleの最新フラグシップスマートフォン「Google Pixel 11」が正式発表されました。
前年のPixel 10では、ベースモデルとして初めて望遠カメラを搭載し、独自プロセッサ「Google Tensor G5」やマグネット式ワイヤレス充電のQi2に対応するなど、大幅なアップグレードを遂げました。
Pixel 11では、こうした特徴を引き継ぎながら、カメラやGoogle Tensor G6、バッテリー・充電性能などをさらに強化しています。
この記事では、Pixel 11とPixel 10の違いを徹底比較。何が進化したのか、Pixel 10から買い替える価値があるのかを解説します。
スペックを比較
| Pixel 11 | Pixel 10 | |
|---|---|---|
| デザイン |
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| 価格と容量 |
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| 素材 |
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| サイズ |
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| 重さ | 197 g | 204 g |
| ディスプレイ |
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| カメラ |
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| フロントカメラ |
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| 写真機能 |
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| 動画機能 |
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| チップセット |
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| メモリ | 12GB | 12GB |
| AI |
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| バッテリー |
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| ワイヤレス充電 |
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| SIM |
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| 5G | Sub6 | Sub6 |
| Wi-Fi |
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| Bluetooth | 6.0 アンテナダイバーシティ | 6.0 アンテナダイバーシティ |
| FeliCa | ◯ | ◯ |
| UWB | X | X |
| 防水・防じん |
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| USB | 3.2 Gen 2 | 3.2 Gen 2 |
| セキュリティ |
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| センサー |
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| 位置情報 |
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カメラ:暗所でも明るく綺麗に、ズーム性能も大きく向上
最も大きく進化したのはカメラです。
広角カメラの画素数はPixel 10と同じ48メガピクセルですが、センサーサイズは1/2インチから1/1.56インチに大型化しました。
Googleによると、受光性能は56%向上。光の少ない暗い場所でも、より明るく美しい写真や動画を撮影できるとしています。
ただし、Pixel 9と比べるとPixel 11のセンサーサイズはまだ小さめです。ソフトウェア処理の進化も含め、実際の画質にどれほど差が出るのかは実機で比較する必要があります。詳しくはフルレビューでお伝えします。
また、Pixel 10では2倍ズームがクロップ処理でしたが、Pixel 11では光学相当2倍ズームとして復活しています。センサーの大型化によって、2倍撮影時の画質向上も期待できます。
さらに、Google Tensor G6の処理性能を活用することで、5倍望遠カメラを使った超解像ズームは最大20倍から最大30倍に強化されました。
動画を撮りながら、AIがベストな写真を保存
新しいカメラ機能としては、動画を撮影するだけで写真も自動保存できる「マジックキャプチャー」に対応しています。
Geminiが動画から最大400フレームを解析し、その中からベストな1枚を選んで、12メガピクセルのHDR+品質の写真として切り出す機能です。
トリミングや傾き補正、ボケ補正などの軽微な編集も自動で適用されるため、撮影後に手を加えなくても、そのままシェアしやすい写真に仕上がります。
自分好みのスタイルで写真を撮れる
自分らしい写真表現を楽しめる新機能として「カメラスタイル」も追加されました。
撮影時から好みの写真表現を選択でき、影をより濃くしたり、シャープネスを抑えたり、暖かみのある色合いにしたりと、自分好みの雰囲気で撮影できます。
デフォルトでは、柔らかな描写の「ナチュラル」、深いコントラストの「シャドー」、暖かみのある黄金色を表現する「バニラ」の3種類を用意。
さらに、デジカメ / モノクロ / ミニマル / マガジン / クラシック / ベルベットといった6種類の追加スタイルも選択でき、好みの雰囲気や世界観を写真に反映できます。
原稿を見ながら動画を撮れるクリエイター向けの撮影機能も
YouTuberなどのクリエイター向けには、新機能「クリエイタースイート」も追加されています。
撮影中にスマートフォンの画面へ原稿を表示するテレプロンプター機能によって撮り直しを減らせるほか、SNS向け動画の構図を合わせやすくするグリッド表示など、撮影を支援するツールも利用できます。
さらに、ストーリーボードを使って、撮影したクリップを簡単にトリミングしたり並べ替えたりすることも可能です。

すべてを支えるGoogle Tensor G6、セキュリティチップもTitan M3に
カメラを含めたさまざまな体験を支えるのが、Google史上最も高速で強力なチップ「Google Tensor G6」です。
CPU性能の向上によってウェブブラウジングは25%高速化し、アプリの起動速度も15%向上しています。
さらに、TPUの計算能力は50%向上。最新のGemini Nanoモデルと連携することで、オンデバイスAIの処理速度を最大3.5倍に高めながら、エネルギー消費量は最大3.5分の1に抑えられています。
セキュリティ面では、新しい「Titan M3」セキュリティコプロセッサを搭載。高度化する脅威に対して先回りして防御する仕組みを強化し、より安全にスマートフォンを利用できるようになっています。
まとめ:最低価格は上がったが、256GBは値下げ
Pixel 11は、Pixel 10の完成度を引き継ぎながら、カメラ、チップ、充電性能を中心に着実なアップグレードを遂げたモデルです。
特に大きく進化したのがカメラ。広角カメラはセンサーの大型化によって受光性能が56%向上し、超解像ズームも最大30倍に強化されました。暗い場所でも、遠くの被写体でも、これまで以上にきれいに撮影できそうです。
Google Tensor G6では処理性能やAI性能が向上し、ワイヤレス充電もQi2.2対応によって最大25Wまで高速化。サイズを変えずに7g軽量化している点も嬉しい進化です。
本体の厚さも変わりませんが、カメラの出っ張りは40%以上も薄型化されています。
一方で、ディスプレイやメモリ、超広角・望遠カメラの基本仕様などはPixel 10からほぼ変わっていません。Pixel 10から劇的に生まれ変わったわけではりませんが、カメラを中心に実用性をさらに引き上げた世代と言えます。
そして気になるのは価格です。為替とメモリ不足の影響によって、スマホの価格は数千円では収まらないレベルで値上がりしています。
そうしたなか、Googleは日本市場を重要視し、特に為替の影響をGoogle側で吸収したと説明しています。128GBモデルの廃止によって最低価格こそ128,900円から136,800円に上がりましたが、256GBモデル同士で比較すると143,900円から136,800円となり、7,100円の値下げとなりました。
つまり、ストレージ容量をそろえて比較すれば、Pixel 11は性能を引き上げながら価格を抑えたモデルです。特にPixel 9以前からの買い替えや、256GB以上の容量を求める人にとっては、かなり選びやすい1台になっています。































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