ドコモ、iPhone5で利用できるnanoSIMカードの提供を発表。気になる料金体系は?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

nanoSIMカードはiPhone5とiPad miniで採用されているSIMカード規格です。
ドコモのnanoSIMカードを利用するには契約事務手数料として3150円が必要となります。ただ、既にドコモの回線を契約している場合、SIMカードの変更扱いとなり1年に1回無料で変更することができます。
nanoSIMカードを利用した場合の料金プランや割引サービスなどはドコモのスマートフォンと同様の料金体系となります。
ただ、手放しで喜べない制限もついています。制約事項は以下の通り。
LTE通信が利用できません。※5800MHz帯、および1.7GHz帯を使用したFOMA(3G)通信が利用できません。※6※5 XiエリアにおいてもFOMA(3G)通信となりますのでご注意ください。※6 FOMAプラスエリアなどの800MHz・1.7GHz帯単独エリアにおいては、一切通信ができませんのでご注意ください。
つまり、iPhone5やiPad miniにドコモのnanoSIMカードを挿入してもLTEは使えないし、FOMAプラスエリアでデータ通信することができないということです。
iPhone5やiPad miniをドコモ回線で利用できるものの、LTEが使えない・FOMAプラスエリアでデータ通信できないとなると魅力は半減ですね・・・。
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