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Samsung、折りたたみスマホを2019年発売へ 試作機を初公開。専用UIをAndroidが標準サポート

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2018/11/08 7:20
Samsung、折りたたみスマホを2019年発売へ 試作機を初公開。専用UIをAndroidが標準サポート

11月8日、サムスンが開発者イベント「Samsung Developer Conference 2018」を開催し、以前より噂されていた折りたたみ型スマートフォンのプロトタイプを披露した。製品版は2019年に発売する予定だ。

折りたたみ型の新ディスプレイ「Infinity Flex」

この1年間、スマートフォンのトレンドの1つが有機ELだったが、サムスンは9年前の2009年にスマートフォンに有機ELディスプレイをいち早く採用した。その後、高解像度化・大画面化を進め、2015年のGalaxy edgeシリーズでは左右のエッジがカーブしたEdge Displayを投入。2017年以降は画面占有率が高いベゼルレスのInfinity Displayを採用するなど業界の最先端を走っている。

そのサムスンが新しいディスプレイ技術「Infinity Flex」と共に新しい一歩を踏み出す。

「Infinity Flex」は、名前のとおりフレキシブルな有機ELディスプレイで折りたたみが可能。これまでのエッジが少しだけ湾曲したディスプレイやユーザーの目に見えない内部で折りたたまれたものはなく、画面の真ん中で折りたためるディスプレイだ。

イベントで披露されたプロトタイプは、本のように折りたためるボディの外側と内側にディスプレイを搭載。従来のスマートフォンのように片手で操作できる外側のカバーディスプレイに加えて、ボディを開くとタブレットのように大画面で操作できるメインディスプレイが搭載されていた。

これまでにも同じような折りたたみのスマートフォンは国内外で発売されていたが、そういった従来のものとは大きく異なる。従来の折りたたみスマートフォンのメインディスプレイは折りたたみができるヒンジを境に2枚に分割されていたため、映し出す写真や映像に一体感や没入感がなかった。対するサムスンの次世代スマートフォンは分割されていない1枚のディスプレイのため、映像が分断されず、違和感のない写真や動画が楽しめる。

ソフトウェアもこれまでのものとは大きく異なる。これまでの折りたたみスマートフォンはメーカーがAndroidに手を加えて独自に表示の切り替えなどを実現していたが、Googleが折りたたみディスプレイを標準サポートし、カバーディスプレイとメインディスプレイのシームレスな利用をサポートする。メインディスプレイには3つのアプリを同時に表示して操作することも可能になるようだ。

サムスンは「Infinity Flex」を搭載するスマートフォンを2019年に発売する予定。なお、折りたたみのスマートフォンはAppleやLG電子なども開発しているとの噂があり、来年から数年にかけてスマートフォンのトレンドになる可能性がある。

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