速報：「Pixel 4a (5G)」登場。6万円で5G対応、2眼カメラ搭載

Yusuke Sakakura

ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2020/10/01 8:16

Googleが9月30日に開催したオンラインイベント『Launch Night In』にて2020年10月15日に発売する新しいPixelスマートフォン「Pixel 4a (5G)」を発表した。

Pixelシリーズとして初めて5Gに対応。60,500円でPixelシリーズならではの迅速なOSアップデートや超高速通信、超広角レンズを搭載したデュアルカメラが楽しめる。

1分でわかる「Pixel 4a (5G)」

「Pixel 4a (5G)」の特徴

「Pixel 4a (5G)」は手ごろな価格でアップデートが3年間保証された5G Pixelスマートフォン。Googleは5Gへの関心が高まるなかで新しい技術を手ごろな価格で提供したいと考えたとのこと。

デザインはPixel 4aとほぼ同じ。ポリカーボネートのボディにパンチホールデザインのビッグディスプレイを搭載。画面サイズは6.2インチで今年発売されたPixelスマートフォンのなかで最も大きい。

日本版ではSub6の5Gに対応。純粋な5Gの通信速度に加えてYouTubeやGoogleフォトでは動画ストリーミングの品質を5Gに最適化。YouTube Musicのプレイリストを自動でダウンロードしたり、Google Duoでは画面共有で離れた家族や友だちと一緒に動画を見ることができる。

また、クラウドゲーミングサービスのStadiaもより快適にプレイできるが残念ながら日本ではStadiaを利用できない。

カメラは上位モデル「Pixel 5」と同じシリーズ最高性能のデュアルカメラを搭載。景色をダイナミックに、また大人数を1枚に収められるウルトラワイドレンズを追加した。

連写撮影した写真を1枚に合成して暗所ではノイズを抑え、明暗差の激しい環境では白飛びや黒つぶれを抑えるHDR+は大きく進化。暗い場所で実現が難しかったポートレート撮影も夜景モードに対応している。

逆光や顔に影がかかった写真など光の扱い方を失敗した写真を撮影後に調整できる「ポートレート」にも対応。これはGoogleフォトに追加された編集機能であるため5年前に撮影した写真でも適用可能とのこと。

動画撮影ではハリウッド映画のワンシーンのようなドラマチックな効果を演出できるシネマティック撮影にも対応した。

バッテリーは大容量の3,885mAh。必要なアプリを事前に選んでそれ以外のアプリをすべて一時的に停止する新機能スーパーバッテリーセーバーをオンにすると最大48時間使用できる。