2018年秋に発売される新型iPhoneは有機ELディスプレイを搭載した2つのモデルに加え、液晶ディスプレイを搭載した低価格モデルの存在も噂されている。
これまで低価格モデルはiPhone 8と同じまたは700〜800ドルといった噂があったが、最新のレポートによれば550ドルとなるかもしれない。
新型iPhone、低価格モデルは62,000円から?
確度の高い情報を発信するKGI証券のアナリスト、Ming-Chi Kuoによると6.1インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルはシングルSIMモデルが550〜650ドル、デュアルSIMモデルが650〜750ドルとなるようだ。iPhone Xの日本での販売価格が1ドル113円で設定されているため、約62,000円〜約84,000円となる可能性がある。
デュアルSIMにはいくつか種類があるが、新型iPhoneは2枚のSIMカードを同時に待ち受けできるデュアルSIM/デュアルスタンバイ(DSDS)に対応するようだ。スマートフォンに2枚のSIMカードを挿入しタイミングによって利用するSIMカード切り替えることで回線を使い分けできるため、例えば、データ通信は契約している通信容量の多い回線や通信速度が高速な回線を使い、音声通話は通話し放題の回線を使う、といったことが可能になる。
これまでにeSIMを組み合わせたDSDSをサポートするといった噂もあったが、Kuoによれば2つの物理的なSIMカードスロットを備えるとのこと。なお、デュアルSIMモデルはフラグシップモデルの「iPhone X Plus」にも用意されているようだ。中間モデルの「iPhone X」には用意がないとのこと。
新型iPhoneがDSDSに対応するといった噂は今年2月にBloombergも報じている。Bloombergによれば液晶モデルはワイヤレス充電に対応し、ステンレススチールを採用する有機ELモデルの2機種には今年発売が見送られたゴールドカラーが加わるようだ。なお、アナリストの予測レポートによれば「iPhone X Plus」は12万円以上の価格設定になる可能性がある。
コメントを残す