先日、au版のXperia Z Ultraが技適を通過したことをお伝えしましたが、同じ2014年春モデルとしてLGL23がJATEを通過したことが明らかになりました。
LGL23の正体はLG G Flex
LGL23の正体についてですが、Bluetoothの認証機関をLGL23というIDで通過し、その後B021612に訂正されています。また、B021612のモデル番号にはKS1301という記載があり、FCCをZNFKS1301というIDで通過した端末と同じデバイスであることがわかります(ZNFはLGを示し、KS1301が端末固有のIDを表しています)
さらに、ZNFKS1301はFCCを通過した当初、160.5×81.6×8.7mmというサイズであることがわかっており、このサイズに該当するLG電子のスマートフォンは10月に正式発表された「LG G Flex」かと思います。
LG G Flexは6インチの有機ELを搭載したファブレットに
LG G Flexは、6インチの有機ELを搭載したファブレットとして公式発表されています。LG G FlexのデザインはGALAXY Nexusのように端末全体が弧を描いたデザインになっていますが、側面からの写真を見てわかるとおりディスプレイだけでなく背面まで曲がっていることがわかりますね。
このデザインにすることでマイクとスピーカーが口と耳により近づくため通話しやすく、手に馴染みやすいとLG電子がアナウンスしていましたが、机に置いて使うのにはかなり苦労しそうです。そもそも、机に置いて使うことを想定していないと思います。
細かいスペックとしては2.2GHzのCPU(Qualcomm製のSnapdragon MSM8974)と2GBのRAM、32GBのROMを搭載し、フルHD(1080p)の動画撮影と1300万画素の静止画撮影に対応したカメラを採用しています。
6インチと大画面のディスプレイを採用しますが、バッテリーは大容量の3300mAhとなるため持ち時間については安心できるかもしれません。
auの2014年春モデルはファブレットとタブレット”推し”に
auは2013年冬モデルを発表した時に「これからはファブレットやタブレットがくる」とコメントしており、2014年春モデルではファブレットとタブレットのラインナップを増やす方針を示していました。既に技適を通過しているXperia Z Ultra SOL24と今回JATEを通過したLG G Flex LGL23がファブレットに該当するわけですが、おそらく他にもファブレットまたはタブレットが発表されるものと思われます。続報に期待しましょう。
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