ドコモのオンライン特化プラン「ahamo」にて、6月提供開始と発表されていた「大盛りオプション」の開始時期が6月中旬になると案内されています。
ahamoは申し込みやサポートを店頭で実施せず、コストを削減する代わりにデータ容量20GB・国内通話5分以内無料を割安な月額2,970円で提供するプラン。月額1,980円の大盛りオプションを追加することで、100GBのデータ容量を月額4,950円で利用できます。
ドコモは楽天狩り行わず
シンプルさをウリにしていたahamoですが、ドコモはリモートワークやオンライン授業の増加、高品質なエンタメコンテンツ視聴の増加に伴い、ユーザのデータ使用量が増加していることを理由に「大盛りオプション」の提供を開始すると説明しています。
ドコモによれば、1話24分のアニメをdアニメストアで視聴する場合、1話840MBのフルHDでも約121話分の視聴が可能。リモートワークで映像ありのウェブ会議を行う場合は、月20日勤務でも1日あたり8時間ビデオ会議しても余裕と説明しています。
なお、大盛りオプションは申し込んだその日から利用することも可能。例えば、20GBを使い切ったその日に申し込むと、その日から100GBまで利用できます。
月途中で契約した場合の日割りに関しては、ahamoの月額料金が日割りになる場合、ahamo大盛りオプションの利用料金も日割りになるとのこと。条件は以下のとおりですが、既にahamoを契約していて月途中で大盛りオプションに加入する場合は日割りされません。
また、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰り越すこともできません。
- 新規契約(MNP含む)
- 新規契約月の月額料金は開通日から月末の料金で日割りされます
- ahamoへのプラン変更
- ドコモ新規契約(MNP含む)と同時に「5Gギガライト」および「ギガライト2」を契約し、同月内にahamoへ変更した場合
ドコモは「ahamo大盛り」の提供開始に伴い、サービス開始前日まで先行エントリーキャンペーンを開始しており、先行エントリーした上で「大盛りオプション」を契約すると、2000ポイント分のdポイントがゲットできます。
なお、ドコモの井伊社長は時事通信のインタビューにて、楽天モバイルが7月から提供を開始する新料金プランRakuten UN-LIMIT VIIで1GBまで0円を廃止することに対して「ずっと使い続けたいと思われるサービスを提供すべきだ」と指摘し、楽天の発表後に契約申し込みが倍増したこともを明かしています。
LINEMOやpovo2.0では、実質無料などのキャンペーンを展開し、楽天モバイルの1GBまで0円廃止によって他社へ乗り換えを検討しているユーザーを狙い撃ちした楽天狩りを行っていますが、ドコモは追随しない考えを示しています。
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