かねてより噂されていたOSにAndroidを採用したフィーチャーフォン、通称”ガラホ”の「AQUOS K SHF31」が正式に発表されました!発売日は2015年2月下旬以降となっており、予約の受付はないようです(店舗によって異なります)
AQUOS K SHF31:Android 4.4を搭載したガラケーが登場
「AQUOS K SHF31」は、Android 4.4 KitKatを搭載しながら、ボディは従来の携帯電話の形をしたモデルとなっています。
フィーチャーフォンとの違いとしては、下り最大150Mbpsの「4G LTE」のサポートやWi-Fiテザリングのアクセススポット機能に対応していることが挙げられます。また、スマートフォンとの違いとしては、Google Playストアが使えないことやタッチパネルに非対応であることが挙げられます。
また、LINEにも対応しているとのこと。そもそもLINEは携帯電話にも対応しているのですが、「AQUOS K SHF31」にはLINEのアプリが提供されるようです。
さらに、タブレットとの連携機能である「PASSNOW」もサポートします。「PASSNOW」では、「AQUOS K SHF31」で撮影した写真をタブレットに転送したり、着信をタブレットに表示したり、タブレットから「AQUOS K SHF31」のWi-Fiテザリングを遠隔でオンにするなど、便利な機能を利用することが可能になります。
ガラケーにAndroidを搭載するモデルはこれまでにも登場してきたものの、電池の持ちに難があると指摘されていましたが、「AQUOS K SHF31」はバックグラウンド通信に制限をかけることで、電池の持ち時間は他のフィーチャーフォンと同等のレベルになっているとのこと。
注意点としては、EZwebが利用できないこと。ブラウザで閲覧できるウェブサイトはPC向けのものが表示されることになるため、qHD(960×540)という低解像度と3.4インチの小さい画面で快適にブラウジングできるかは気になるところです。
追記:実機に触れてきましたが、表示されるウェブサイトはPC向けのものではなく、スマートフォン向けのものがほとんどでした。ブラウジングは携帯電話よりも快適に利用できるという印象でした。
また、4G LTEに対応するものの、高音質音声サービスの「au VoLTE」には非対応となっています。
AQUOS K SHF31:シニア向けの料金プランや割引キャンペーンを用意
EZwebが利用不可であることや、4G LTEに対応するということもあって、選択できる料金プランはスマートフォンと同じく、新料金プランの「カケホとデジラ」または旧料金プランの「LTEプラン」となっています。
割引キャンペーンとして、最大4年間・毎月1000円を割り引く「AQUOS K スタート割」が用意されます。割引の対象は、パケット定額サービスの「データ定額」(新料金プラン向け)または「LTEフラット」(旧料金プラン向け)を契約するユーザーと案内されています。
また、55歳以上のユーザーには「シニアプラン」が用意されます。料金は月額3980円(2年契約を必要とする「誰でも割」適用時)で、0.7GBのデータ通信量が付与されます。最低利用料金は、インターネット接続サービスの月額300円「LTE NET」を加算した月額4280円からと案内されています。
AQUOS K SHF31のスペック、対応サービス一覧表
OS | Android 4.4 KitKat |
サイズ | 約51 × 113 x 16.9mm |
重さ | 約128g |
ディスプレイ | 約3.4インチ / TFT液晶 / qHD(960×540ピクセル) |
バッテリー容量 | 1410mAh |
CPU | Snapdragon 400 MSM8926 1.2GHz、クアッドコア |
RAM | 1GB |
保存容量(ROM) | 8GB |
カメラ | 約1310万画素 / CMOS |
4G LTE | 下り最大150Mbps |
au VoLTE | × |
WiMAX 2+ | × |
Eメール (@ezweb.ne.jp) | ○ |
ワンセグ / フルセグ | ○ / × |
おサイフケータイ | ○ |
Bluetooth | 4.0 |
防水 / 防塵 | ○ / × |
NFC | × |
赤外線通信 | ○ |
Wi-Fiテザリング | ○ (最大接続数10台) |
外部メモリ | ○ ○ (最大32GBまで) |
ボディカラー | レッド / ホワイト / ブラック |
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