auの2015年夏モデルとして、HTC製の「HTC j butterfly HTC31」が発表されました。
発表会のタッチアンドトライコーナーには、「HTC j butterfly HTC31」の実機が置かれていたので、多数の画像と共に製品の特徴を紹介します。
2Kディスプレイと高精細のフロントカメラを搭載した自撮り特化スマホ「HTC j butterfly HTV31」フォトレビュー
「HTC j butterfly HTC31」のボディカラーは、Rooso(赤)、Silk(白)、Indigo(青)の3色展開です。
メインカラーは深みのあるレッドカラーの「Rosso」です。背面がラウンドフォルムになっているため、持ち心地は良いものの、重さは夏モデルで最も重い162gとなっているためズッシリ感があります(TORQUE G02の重さは非公表)
左側面にあるのは一見ボタンに見えますが、SIMカードスロットとmicroSDのスロット蓋です。ボディの薄さは10.1mm。
反対側の右側面にあるのは上2つがボリュームキーで下1つが電源ボタン。デザインも大きさも同じなので何度もボリュームキーと電源ボタンを押し間違えました。こういうのは意外と慣れないので地味なストレスになりそうです。
上面からは、背面が弧を描くラウンドスタイルになっていることがわかります。
底面には、イヤホンジャックとmicroUSB端子を搭載。いずれもキャップレス防水仕様になっています。
フロント部には、かなりサイズの大きなレンズのフロントカメラを搭載しています。画素数はスマホ史上最高となる1,300万画素で、自撮りでもこれまでにない高精細の写真が撮影できます。
フロントカメラが高精細になることでシワやシミなど肌荒れも目立ちそうだな、、、と思っていましたが、「リアルタイム美肌効果」を使うことで荒れた肌を隠すことができるとのこと。また、リアルタイムということで美肌効果を確認しながら自撮りができるため、撮り直しの回数も減りそうです。
ちなみに、RossoとSilkは、色の関係上フロントカメラがかなり目立ちますが、暗いカラーのIndigoは、いい感じにフロントカメラが存在感を消しています。
背面は、ツヤと光沢感のある素材になっていました。
暗いIndigoは指紋の目立ちが気になるところ。
ただ、Indigoのカラーリングは深みがあっていい感じ。購入を検討している人はRossoとIndigoで迷うかもしれません。
背面に搭載されるカメラは、世界初となる2,020万画素の高精細カメラRAW形式での撮影もサポートしています。
また、レンズを2つ備える「DUOカメラ」となっており、1つは撮影用、もう一方のレンズで被写体までの距離を取得することで、撮影後に異なる場所にピントを変更できるほか、被写体と自撮りを同時に撮影して1つの画像に合成する「メイン、サブ同時撮影」など、遊びも持たせた機能になっています。
メイン、サブカメラともに4K動画の撮影にも対応しており、自撮りの動画も楽しむことができます。4K動画の画質をそのまま堪能できる環境はなかなか揃いませんが、「HTC j butterfly HTV31」の5.2インチ/2K(1440×2560ピクセル) ディスプレイでは、動画を拡大した時に画質をそのままキープできるというメリットがあります。
ディスプレイやカメラに加えて、サウンドにもこだわりを見せており、日本国内のスマホとしては初のデュアルフロントスピーカーと、ドルビーオーディオを搭載することにより、5.1chのバーチャルサラウンドを実現。臨場感のある音楽再生が可能になっているとのこと。
「HTC j butterfly HTV31」の基本性能は、OSにAndroid 5.0を搭載。CPUはSnapdragon 810/オクタコア(2.0GHz×4、1.5GHz×4)、RAMは3GB、ROMは32GBながら、最大200GBのmicroSDXCをサポートします。バッテリー容量は2,700mAh。
通信規格は、下り最大225Mbpsの「4G LTE」、下り最大225Mbpsの「WiMAX 2+」に対応。高音質通話サービスなどが利用できる「au VoLTE」にも対応します。Wi-Fiは、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Blutooth 4.1、NFCをサポートします。
そのほか、おサイフケータイ、ワンセグ/フルセグ、防水・防塵などに対応します。
「HTC j butterfly HTV31」の発売日は6月上旬となっています。
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