ドコモがサブブランドを誕生させて20GBで月額3,000円前後の料金プランを提供すると報じられていたが、FNNがメインブランドで20GB・月額2,980円のプランを明日にも発表すると報じた。
新料金プランは2021年春にも導入されるという。
サブブランドではなくメインブランドで値下げ
現在、ドコモは毎月最大30GBまで月額7,150円で利用できる「ギガホ」と使ったデータ通信量に応じて月額3,150円〜6,150円で利用できる「ギガライト」の2種類の料金プランを提供している。報道によればドコモはメインブランドで20GB・月額2,980円のプランを提供するという。
UPDATE:2020/12/02 21:56各紙の報道によればドコモはメインブランドで通信量に応じてプランを細分化して最大1,000円程度の値下げを実施し、新設するサブブランドで20GB・月額2,980円のプランを提供するようだ。
auやソフトバンクと異なり、ドコモは旧料金プランから新料金プランに変更する際に、更新期間以外であれば中途解約金を取っていたが、今回発表される新料金プランでは旧料金プランから移行する場合でも手数料は取らないという。手数料に中途解約金が含まれているかはわからない。
KDDIとソフトバンクは、総務省が求める携帯料金値下げに対してサブブランドで大容量・低料金プランを発表済み。ソフトバンクは今月から、KDDIは来年2月以降に提供を開始する。
ドコモの新料金プランはKDDIとソフトバンクが提供する料金プランを大幅に下回るため、来春までに値下げする可能性が高く、メインブランドの料金プランも値下げせざるを得ない。
ただし、料金値下げの議論は4Gの料金プランのみで各社がこれから注力していく5Gの料金プランにまで値下げが及ぶかはわからない。
docomo | KDDI | SoftBank | |
---|---|---|---|
メインブランド | 7,150円 段階制 最大1,000円の値下げ | 無制限 7,650円 | 50GB 7,480円 |
サブブランド | 20GB 2,980円 | 20GB 3,980円 | 20GB 4,480円 |
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