ドコモが3月25日から5G商用サービスを開始すると発表した。5Gの料金プランは「5Gギガホ」「5Gギガライト」「5Gデータプラス」から選ぶことができる。
終了未定のキャンペーンでデータ無制限に。終了の可能性も
「5Gギガホ」は月額料金7,480円でデータ使用量100GBのプランだが、終了未定の「データ量無制限キャンペーン」によってデータ無制限(国内限定)で利用できる。
吉澤社長は昨年4月に「データ量に応じて料金が高くなる形にはならないのではないか。使い放題のような料金になっていくのだろう。」と語っていたが、データ使い放題は終了未定のキャンペーンとして提供されることになった。
発表後の質疑応答ではキャンペーンになった理由について「5Gがどういう使い方をされるのか想定ができず、ネットワーク設備への影響を見定めるためにキャンペーンにした。利用状況を踏まえながらキャンペーンを取りやめるか、あるいはそのままになるか」検討すると答えていた。
なお、1ヶ月のデータ使用量が100GBを超過した場合は通信速度が3Mbpsに制限されるがキャンペーン期間中は速度制限がかからない。
5Gギガホの加入後、最大6か月間・月額1,000円の割引が適用されるキャンペーンやみんなドコモ割、ドコモ光セット割、dカードお支払い割を適用することで月額4,480円から利用可能だ。また、「かけ放題オプション」もしくは「5分通話無料オプション」を申し込みすると、月額700円が割引される「5Gギガホ音声割」も提供される。
「5Gギガホ」の料金プラン
5Gギガホ | 7,650円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,000円 |
ドコモ光セット割 | -1,000円 |
5Gギガホ割 | -1,000円(最大6ヶ月間) |
dカードお支払い割 | -170円 |
月額料金 | 4,480円 |
使った分だけ支払う「5Gギガライト」も
「5Gギガライト」は、データ使用量に応じて月額2,980円から使える段階制のプラン。7GBまで利用すると5,980円になり、7GBを超過すると128kbpsに制限される。
ひとりで2台の5Gデバイスを利用するユーザー向けとして月額1,000円の「5Gデータプラス」も選べる。親回線となるギガホ、ギガライト、5Gギガホ、5Gギガライトとペア設定するとデータ量のシェアが可能。なお、5Gギガホとペアにした場合は最大30GBまでの制限があり、超過した場合は3Mbpsの速度制限がかかる。
1年後に500都市以上で5Gが利用可能に
3月25日にスタートするドコモの5Gサービスは2020年3月末時点で全国150箇所で利用可能。通信速度は受信時最大3.4Gbps、送信時最大182Mbpsとなる。なお、2020年6月末には全都道府県の主要施設で利用可能になり、通信速度が受信時最大4.1Gbps、送信時最大480Mbpsにアップする。2021年3月末には全政令指定都市および500都市以上で利用できる予定だ。
なお、5G対応デバイスとしてスマートフォン7機種、モバイルWi-Fiルーター1機種が発表されており、本日からドコモオンラインショップ等で予約受付がスタートしている。
- | NTTドコモ
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