ドコモが新しい端末購入サポートプログラム「いつでもカエドキプログラム+」を9月1日から開始します。
プラスのつかない通常の「いつでもカエドキプログラム」は、購入した機種を23ヶ月目までに返却すると、残価額の支払いが不要になるプログラム。従来の下取りサービスを組み込むことで負担金を抑えてスマホを購入できます。
ここまではプラスも同じ。違いは1年ごとの買い替えなど、早いタイミングでスマホを買い替える時にあります。
通常版は2年をまたずに特典を利用する場合、分割支払金(機種代金から残価額を差し引いた金額)に割引が適用されましたが、プラスは割引ではなく分割支払金の支払いが不要になるため、よりおトクにスマホを買い換えできます。
いつでもカエドキプログラム+の特典と通常版との違い
いつでもカエドキプログラム+によって受けられる特典と、通常版のプログラムとの違いは以下のとおりです。
端末返却時期 | 支払い不要になる費用 | 早期利用料 | 通常版との差 |
---|---|---|---|
12ヶ月目まで |
| 必要 | 有 |
13ヶ月目から22ヶ月目まで |
| 必要 | 有 |
23ヶ月目まで | 残価額(24回目に設定) | 不要 | 無 |
24ヶ月目から46ヶ月目まで | 翌月以降の再分割支払金 | 不要 | 無 |
分割支払金は機種代金から残価額を差し引いた金額で、残価額はあらかじめ設定された下取り額のようなもの。24ヶ月目以降も購入した機種を返却せずに利用を続ける場合は、残価額を再度分割して再分割支払金として支払いを継続できます。
なお、購入した機種が故障している場合は故障時利用料支払うことで特典を利用できます。
注意が必要なのは、いつでもカエドキプログラム+を利用するには、スマホやタブレットの故障・水濡れ・盗難・紛失などのトラブルをサポートする「smartあんしん補償」に加入する必要があること。
23ヶ月目以降の特典は通常版との差がないため、smartあんしん補償の分だけ支払う金額が増えることになります。
支払いイメージ
「いつでもカエドキプログラム+」で以下の機種を購入した時の特典および支払いをイメージしてみます。
- 機種代金:211,000円
- 残価額:96,000円
- smartあんしん補償:月額1,100円
- 早期利用料:12,100円
12か月目までに特典を利用する場合
12ヶ月目までに特典を利用する場合、購入機種の返却および12,100円の早期利用料を支払うと、13回目から23回目までの分割支払金(55,000円)および残価額(96,000円)の支払いが不要になります。
これにより実質負担金は72,100円になります。別途、smartあんしん補償の14,300円が必要です。
13か月目から22か月目までに特典を利用する場合
13か月目に特典を利用する場合、購入機種の返却および12,100円の早期利用料を支払うと、翌月から23回目までの分割支払金(50,000円)および残価額(96,000円)の支払いが不要になります。
これにより実質負担金は77,100円になります。別途、smartあんしん補償の15,400円が必要です。
23か月目に特典を利用する場合
23か月目に特典を利用する場合、購入機種の返却によって残価額(96,000円)の支払いが不要になり、実質負担金は115,000円です。
別途、smartあんしん補償の26,400円が必要です。
24か月目に特典を利用する場合
24か月目に特典を利用する場合、購入機種の返却によって再分割支払金(92,000円)の支払いが不要になり、実質負担金は119,000円です。
別途、smartあんしん補償の27,500円が必要です。
対象機種
いつでもカエドキプログラム+の対象機種は2023年9月以降に発売される機種に限定されていて、発表時点の対象機種はGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5のみとなっています。
Apple Storeでは加入不可
「いつでもカエドキプログラム+」は、ドコモの回線契約がない場合やドコモオンラインショップでも加入できます。ただし、Apple Storeでは加入できないので注意しましょう。
- | NTTドコモ
コメントを残す