ドコモが5G SAにおいて国内最速となる受信時最大6.6Gbpsの高速通信を8月1日から提供します。
対応機種はXperia 1 VI、Galaxy S24 Ultra、Galaxy Z Fold6の3機種。Galaxyの2機種については11月以降に対応します。
5G SA(スタンドアロン)は、5Gネットワークだけで動作する新しい技術です。従来の4Gネットワークと一緒に動く5G NSA(ノンスタンドアロン)とは異なり、完全に5G専用のインフラを使用します。そのため、より高速かつ低遅延な通信が可能になり、自動運転やスマートシティなど高度な技術が実現しやすくなります。 メリットとしては、高速で安定した通信、より多くのデバイス接続能力、リアルタイムな通信実現が挙げられます。デメリットとしては、インフラ整備に時間とコストがかかる点が挙げられます。現在は主に都市部から導入が進められています。
受信時最大6.6Gbpsの5G SAは、Sub6とミリ波の周波数を束ねるNR-DCによって実現するもの。
これまではSub6の周波数いずれかと、ミリ波を組み合わせることで受信時最大4.9Gbps、送信時最大1.1Gbpsを実現していましたが、新たにすべての5G周波数を組み合わせることで通信速度が向上します。
- Sub6
- 3.7GHz帯
- 4.5GHz帯
- ミリ波
- 28GHz帯
提供エリアは東京都、神奈川県の5G SAエリアのうち一部エリアから提供を開始し、順次拡大する予定と案内されています。5G SAエリアおよび提供スポットはドコモのサイトから確認できます。
- | NTTドコモ
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