今週18日(水)にドコモが「5G・新サービス・新商品発表会」を開催するが、15日に富士通のウェブサイトにて「arrows 5G」の情報が公開された。
名前のとおり5Gに対応するほか、arrowsブランドとして久しぶりのフラグシップスマートフォンになる。
久しぶりのarrowsフラグシップ、発熱も安心か
約5年ぶりに登場するarrowsのフラグシップスマホは日本メーカーで唯一となる超高速ミリ波に対応した“5Gスマホの上位モデル”として発売される。
arrowsのフラグシップと言えばゴツいデザインが特徴的だったが、超薄型7.8mmのスタイリッシュな形に生まれ変わったようだ。側面はGalaxyシリーズに非常によく似ている。
ディスプレイは極薄ベゼルxパンチホールデザインの6.7インチ有機ELを搭載。左右のエッジ・ボディが湾曲するなど手にフィットしそうだ。画面内にはスムーズにアクセスできる指紋認証を備える。認証からアプリの起動まで一発で完了する機能も用意される。
Photoshop Expressモードを搭載したトリプルカメラは、撮影と編集を同時に行う自動補正技術を搭載。カメラは48メガピクセルの広角レンズのほか、超広角レンズ、光学3倍の望遠レンズで構成され、背景ぼかしやズーム撮影など“一眼レフ並みの写真撮影”を実現するようだ。
多くのハイエンド5Gスマホが採用するSnapdragon 865を搭載することで、ゲーム起動時のローディング待ちが不要かつ速さに舌を巻くほど快適にプレイできるという。熱問題が気になるところだが、ベイパーチャンバーによって放熱性に優れ“ゲームに熱くなっても、本体は熱くならない。”とのこと。
富士通がモバイルFPSで最強のプロeスポーツチーム「REJECT」のスポンサーになるということもあって期待できそうだ。
このほかにもおサイフケータイ(FeliCa)、ハイレゾ、IP68等級の防水・防じん(キャップレス)、急速充電USB-PD、FMラジオに対応する。
「arrows 5G」のページには、ドコモオンラインショップへのリンクが掲載されていたことからドコモから発売となるようだ。ただし、「arrows 5G」に関する情報はすでに削除されており、正しい情報が掲載されていたかはわからない。18日午前11時からスタートするドコモの5G発表会で答え合わせができる。
スペック
OS | Android 10 |
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サイズ | 約164 x 76 x 7.8mm |
重さ | 約180g |
ディスプレイ | 約6.7インチ クアッドHD+ 有機EL |
カメラ | 広角レンズ 48MP 超広角レンズ 16MP 望遠レンズ 8MP、光学3倍ズーム |
フロントカメラ | 16MP |
プロセッサ | Snapdragon 865 オクタコア(2.8GHz+2.4GHz+1.7GHz) |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 4,070mAh |
FeliCa | ○ |
防水 | IP68 |
5G | Sub6/ミリ波 |