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赤字額886億円、わずか4年で「NOTTV」が終了。

NTTドコモ

損失額886億円、わずか4年で「NOTTV」が終了。

ドコモは2012年4月にサービスを開始したスマホ向け放送サービス「NOTTV(ノッティービー)」を2016年6月30日をもって終了すると発表しました。

「NOTTV」がわずか4年で終了、赤字額は3年間で886億円

「NOTTV」は、ドコモのグループ会社mmbiが運営。地上アナログ放送の終了後に空いた帯域幅を利用した放送サービス「モバキャス」向けに番組を配信する放送局です。

スマートフォンやタブレットでリッチな映像コンテンツが楽しめるサービスとしてスタートし、「NOTTV」自身も月額432円で視聴できるNOTTV 1とNOTTV 2の2番組を配信していますが、わずか4年で終了となります。

また、フジテレビやアニマックスなども全8番組を配信していますが、「モバキャス」の終了にともなって同サービスでの配信は終了となります。

スマートフォンで視聴できる動画コンテンツは、テレビをそのまま楽しめる「ワンセグ」「フルセグ」、無料の動画が楽しめる「YouTube」、過去に放送された人気番組や人気映画が楽しめる「hulu」「Netflix」「dTV」と、溢れかえっており、ここに「NOTTV」が付け入るスキはなかったということになります。

mmbiは「NOTTV」サービス終了の理由として、想定していた会員数を獲得できず、今後の事業継続が困難になったと説明。サービス開始当初は2015年度末に600万件の契約数を目指していましたが、今年10月末時点の契約数は147万件に。

また、mmbiの決算公告によると、NOTTVがスタートを開始した2012年4月〜2015年3月31日の赤字額は886億円超となっています。

2012年度-21,589,000,000
2013年度-16,808,000,000
2014年度-50,278,000,000
合計-88,675,000,000
(886億7500万円)

「NOTTV」の短期サービス終了は誰もが予想したところかもしれませんが、ここまでの大赤字とは・・・。

ドコモの2014年度の営業利益は6,391億円で儲かりまくってるわけですが、さすがに500億円の赤字サービスは続けていられない、切らざるを得ないサービスになったようです。

冒頭で述べたとおり2016年6月30日までサービスは提供されますが、契約者が爆発的に伸びた実績はなく、逆に昨年9月の162万件から147万件に減少しています。約4年間での赤字額は1,000億超となりそうです。

なお、NOTTVを利用中のユーザーに対しては月額540円の「dTV」がおトクに利用できるキャンペーンを準備中。ロイターによれば、モバキャスで利用している周波数帯域は返納するとのこと。


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Yusuke Sakakura

iPhone・Androidやスマートスピーカーに関するニュース、レビューを報じるブログメディア主宰。元システムエンジニア、iPhoneの料金を3社間で比較できるシミュレーターの開発も

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